先日、ヤマハスピーカーNS-BP182を中古品で手に入れました。

手前側はサランネットが着いてます。奥は外した状態。もう作っていませんが、評判の良いスピーカーです。大きさは高さ25cm程の12cmウーハーのツーウェイです。
 とりあえず我が家のサブシステムのステレオに繋いでみました。評判がイイので期待していたのですが、まぁ悪くはないですが~。コレでイイ評価なんだ〜(笑)
 高音は出ないし、中音域は濁りが。雑味でスッキリしてない。低音はボヤーん小さなウーハーで無理するからボワっとしてベースの音程がわからん😖要改善です。
 フロントのネジもユルユルなので、思い切って改造する事に。どうせ、開けてメンテナンスしないとダメですからね。
 オーディオは趣味性が高くてそれぞれが求める音は違います。
 おっさんはバンドをやっていてデカイ音で演奏しています口笛なので、オーディオの音で一番ダメだと思うのはドラムのシンバルやスネア、バスドラのアタック音が再現出来ない事。オーディオは大きな音は出るけど、実際のアタック音とはかけ離れてます。また、低域もベースの音が再現出来ない。
 しかし、一度録音して再生してそんなの再現出来るわけがない。幾ら新しい機材を使っても無理だとは思います。
 でもね、そこを求めちゃうんですね。しかし、お金は掛けない。今回の費用は700円でした。
 ではいってみましょう。魔改造スタート!

 裏側のネットワークです。このクラスとしてはしっかりしていますね。

フロントのカバーの4本のネジを外し、たら中間にダボがあり接着されてます。道理で外しづらい訳だ。

ABS樹脂。特に防振していないので間違いなく振動しています。なので、

ブチルゴムを貼って振動を抑えます。

カバー外すとこんな感じ。ボードの材質は良い方かな。ウーハーの上を叩くと箱鳴りするのでいずれ内側から補強します。

ツイーターとウーハーも外しました。細いスピーカー線で繋いでますので、コレをOFC(無酸素銅)ケーブルに替えます。

 ファストン端子で差し込んであるので、外してハンダ付けです。
 スピーカーの裏側もブチルゴムで防振します。やり過ぎはダメなそうで対称にしない方が良いそうです。だから雑にやってる訳じゃないですよ。

ツイーターの裏側のバスレフのダクト。ダンボールです。コレにもブチルゴムを巻いて防振します。更にこもり音対策に水槽用のフィルターを内側に張りました。
 以上で終わりました。あとは元に戻していきます。全てのネジもしっかり締めていきます。

 見た目は変わらず。チョッと掃除しました。さて肝心の音は?
 
 オッ、良いですね~!
 低域がグッと締まりベースの音程が判る!
中音域はザラザラが無くなってます。クリア〜だ!  高音はピシッとなりました。アタック音がかなり改善。
 チョッとドンシャリかな。でも好みの音にかなり近付きました。
 今回はスピーカーケーブルが700円、あとは我が家にある物で賄いました。
 ヤマハさんももうちょっとだけコストを掛ければ格段に良くなると思います😊
 それでもこのクラスでは箱やネットワーク等コストが掛かっている方ですけどね。
 BOS◯のネットワークなんかショボいモンです。でもあれで成立しているんですよね。
 さて、出来上がりましたが、あくまでもおっさんの勝手な改造ですからマネをしても必ずしも良い音になるとは言えませんので悪しからず。改造はあくまでも自己責任でお願いします。ウインク