しみゆう、ミミカジルを卒業します。 | ★ミミカジルスタッフブログ★

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~マキシマム ザ ホルモンと私~

マキシマム ザ ホルモンのマネージメント事務所、ミミカジルの公式ブログです。

お久しぶりの腹ペコの皆さま、初めましての腹ペコの皆さま、

マキシマム ザ ホルモンのマネージャーをしています、しみゆうと申します。

 

SNSやブログの投稿をせず、今まで何をやっていたんだ!と思う方も多いかと思います。

自分の近況報告をせず、メンバーの近況報告をしてよ!とおっしゃる方も多いかと思いますが、

今回はこの場をお借りしまして「しみゆう、ミミカジルを卒業します。」の報告をさせて頂きます。

 

 

私から「卒業」という言葉が出てくるというのが、私が一番ビックリしているかもしれないです。

「卒業」といっても、歴代のミミカジル女子スタッフたちと異なるのが、「寿」ではない!

という事はお伝えしておきます。

 

マキシマム ザ ホルモンの音楽に出会って17年。スタッフとして時間を共にして14年。

自分自身の人生を考える年頃になり、考えて悩んで出した答えが「卒業」でした。

その答えにメンバーも後押ししてくれたのには本当に感謝しています。

 

 

私とホルモンとの出会いをこういう場で話をしていなかったと思いますので、

最後に少しだけ、お話させてもらいます。

 

私が学生の頃はもうちょっと痩せてて、ダイブなんかもしちゃったりしていたキッズでした。

アルバイトで貯めたお金はライブのチケット代や遠征費に費やす生活を送る日々。

その当時も5,6バンド出るような対バンライブが多く、そこから色々なバンドを知っていったんです。

 

いまも地方のライブやイベント・フェスに来てくれる腹ペコがいますが、

私も同じように様々な地方に行っていました。

そこで出会ったライブ友達とは十何年たった今でも繋がっています!(友達は大切に!!)

 

 

こんな事を言ったら腹ペコに怒られると思いますが…

ホルモンをはじめて見た時のライブはあまり覚えていないです(笑)

 

ただ、見に行くライブにはいつも「マキシマム ザ ホルモン」の名前があって、

いつの間にかホルモンが一番身近な存在になっていました。

 

 

 

そして、私のホルモンスタッフ人生は、物販のお手伝いから始まり、

メンバー自ら機材車の運転をして全国をまわるツアーに同行するようになっていきました。

当時、アニメ「エアマスター」のエンディングテーマに“ROLLING1000tOON”が起用され、

エンドロールにバンド名が載って、テレビにくぎづけになったのをしっかり覚えています。

 

はじめての夏フェス「MONSTER baSH2004」にはオープニングアクトとして出演し、

メインアーティストとの扱いの差の洗礼を受けた事も忘れられません(笑)

その後に大型フェスへの出演が増えていき全国各地にホルモンの存在を残してきました。

 

 

「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」ではSOUND OF FORESTから始まったステージも年々大きくなっていき、

GRASS STAGEのステージ上から見える、数万人がヘドバンしている光景に鳥肌が立ったことは一生忘れません!

 

また、日本国内だけではなく、ブラジル・チリの南米ツアーやメキシコでのフェス出演、

二度のフランス・スペイン・ドイツ・ベルギー・イギリスをまわるヨーロッパツアーやフランスでのフェス出演、

その他にもアメリカ・カナダ・韓国など、沢山の国で一緒にライブをすることができました。

 

 

そして、ホルモンの企画ライブと言えば、“地獄絵図”。

連日メンバーと地獄絵図の企画内容や入場条件を考え、

自作(紙に番号を書いて抽選箱に入れて抽選)で抽選システムを作ったり、

腹ペコがいかに楽しめるかを一番に考える姿(腹ペコファースト)には脱帽しっぱなしでした。

 

その甲斐あり、来場した腹ペコみんなが間違いなく楽しめていると思います。

(地獄絵図のジジババは毎回感動しっぱなしです。まだ未体験の方はDVDでぜひご覧ください!)

 

 

自主企画の中でも“林間学校”“MASTER OF TERRITORY~俺たちにマスはある!~”

この二つのイベントは企画の時点でも凄い楽しく、

何度も打ち合わせを重ね、細かい所までこだわり抜いて達成感を味わった企画でした。

(この二つのイベント映像もDVD~デカ対デカ~で観れるのでぜひ!)

 

 

私のホルモンと共に過ごした14年間は、実家の両親や兄弟よりも深く濃く、

月並みですが…ホルモンに出会っていなかったら経験できないような事をたくさん経験させてもらいました。

 

ホルモンとの出会いが間違いではなかったのは確信しているし、

しみゆうというキャラクターを作り上げてくれ、

清水裕子という人を作ってくれたホルモンメンバーには感謝しきれません。

 

 

毎日一緒に過ごしてきて、生活の一部になっていたので、

これから先、ホルモンがいない時間がどんな生活になるのか不安はありますが…

今回の決断に悔いはありません。

もうちょっとゆっくり歩んでいきたいと思っています。

 

 

最後に、全国の腹ペコの皆さま、関係者の皆さま、ライブハウスの皆さま、

お世話になった皆さま、ホルモンチーム、本当にありがとうございました!

 

 

「知人の結婚式にて、ホルモンと10-FEETとしみゆう」

~しみゆうの左側が空いている画~

 

 

3月末までミミカジルに在籍しています。

残り一カ月、よろしくお願いします。       

 

byしみゆう