安田昌夫は幼いころから日本史の中では幕末が好きでした。武士の治めていた国から近代文明への変革を遂げた一連の出来事が心に残っているのです。その中でも戊辰戦争で悲劇の場所となった会津若松への思いは、人一倍強く今回訪れることになったのです。安田昌夫は旅行が好きで全国各地を巡っていますが、会津若松へ行くと決心してからは心が躍り、仕事が手につかない程でした。

 

旅行当日に会津若松駅へ降り立った瞬間、自身が思い描いていた幕末の歴史への思いがこみ上げてきて涙が出そうになりました。しかしグルメにも目がない安田昌夫は、まずは会津名物を食べに食堂を探しました。しばらく歩き見つけた一軒の食堂、会津名物ソースかつ丼をいただきました。大きいとんかつ、ご飯の上にはキャベツの千切りがびっしり乗り、全体にかかったとろみのある甘めのソース、なんともバランスの良い感じでいくらでも食べられる味でした。

 

食堂を後にして、いよいよ会津若松城へ足を運びました。地元の方や通な人は会津若松城ではなく、鶴ヶ城と呼びます。戊辰戦争での会津戦争で新政府軍に一か月にも及ぶ攻撃でも城は落ちなかったほどの名城です。今は復元されてとても綺麗な天守閣でとても感動しました。城内は郷土博物館になっていて、会津の歴史に触れることができます。その後は白虎隊が自決した場所の白虎隊十九士の墓へ行き墓前で手を合わせ、祈りを捧げてきました。そして安田昌夫は会津からの帰路へとつきました。とても心に残る旅でした。