さてさて。


本土ではもう、『闇の隆盛』のプレリリースとかやってて、
きっといろんな人がシールド戦やドラフト戦で、
その新しい環境を楽しんでいることでしょう。

でも、うちは離島なんだ。

そんな事出来る環境ないんだ(ノ_・、)




なので、私は私らしく、
私のために楽しめる状況を作り出そうと奮闘中!



決戦の日は、『闇の隆盛』発売日から一週間後。



2/11(土)、2/12(日)、2/13(月)にて、
なかなか休みの日付があわない友人を招いて、
うちでドラフト祭りを開催しようと思ってます。



そのため、

『やっべ、MTG久しぶりでちょっと忘れちゃったZE☆』

的な流れで、ドラフト戦を生ぬるく過ごして消化不良で終わらないように、
不肖、わたしくしめが、簡単に現在の環境を説明していこうかと。


いわば、友人に向けた、近頃のMTG実況中継。


中継ではないか。







ということで、友人向けです。

もう今の環境でなれてる方々には
あまり意味のある記事ではないかもしれません。


補足やご指摘あれば、突っ込んでほしいですけど。(やさしく









さて。本題にはいりましょう。




現在のスタンダード環境は以下の通りです。
(2012/1/31現在)

基本セット2012
<<ミラディンの傷跡ブロック>>
・ミラディンの傷跡
・ミラディン包囲戦
・新たなるファイレクシア

<<イニストラードブロック>>
・イニストラード
・闇の隆盛(2012/2/3発売)



現在の基本セットが第6版、第7版のようなつくりではなく、

基本セット 2012(以下、M12)

といった、新しいバージョンになっています。



とりあえず、まずは基本ということで、
このM12のカードを解説しながら、今の環境をお伝えします。



その前に、今覚えている限りの基本事項でかわったこと。
(意味不明なものは、うちに来たときにでも説明します。



◆マナバーンについて
土地をタップして生み出すマナですが、
以前はマナを使用できなかった場合、『マナバーン』が起きて、
ライフを失う、といったことが起こっていました。
現在はマナバーンは存在しません。

変わりに、生み出されたマナは、そのフェイズが終了すると消滅します。

たとえば、第一メインフェイズで島をタップした場合、
そこに出てきた青マナは、
戦闘フェイズや第二メインフェイズに持ち越せません。



◆当て逃げについて
テンペストにいた【モグの狂信者】。
赤マナ1マナで1/1、生贄に捧げると1点ダメージ。

10年前は、

A「【モグの狂信者】で攻撃ー。」
B「それは【灰色熊】でブロック。」
A「じゃあ、先頭ダメージが1点あたった上で、【狂信者】生贄。
  1点ダメージを【灰色熊】に。」

ってことが出来たのですが、
戦闘ダメージが通るタイミングでは割り込みが出来なくなっています。

従って、上記を今の環境でやると、
生贄に捧げた行動が
"戦闘ダメージを与える前に割り込む"事になるため、
生贄後の1点は与えられますが、
戦闘ダメージが通らないため、【灰色熊】に1点与えても死にません。

◆追放
現在、
「カードをゲームから取り除く」というテキストは、
「カードを追放する」というテキストにかわっています。

取り除いたカードを戻すカードが出てきているからです。

古参プレイヤーとしては、ふざけるなよって気分ですが、
でも戻すカードが存在するんだから仕方がない。

そのため、「ゲームから取り除く」にすると矛盾した言葉になるために、
「ゲームから追放する」という、亜種墓地に置かれるような扱いをします。

ここ最近は自分から追放して、
そのカードを好きなタイミングに使える、
とかそんなカードが目白押しです。

ただ、追放されたカードを呼び戻すカードはあまりありません。
一部、【イニストラード】で
環境に特化したカードを戻すカードはありますけど。


◆プレインズウォーカー
後々紹介しますが、新しいパーマネントカードが増えています。
神話レア(レアの一段階上と思ってください)で、
場を1枚のカードでひっくり返す効果を持つカードです。

簡単に言うと、特殊能力を持った仲間です。
ライフの代わりに忠誠度を持ち、それがなくなると場から離れます。
その忠誠度を増やしたり減らしたりしながら、
プレイヤーをサポートします。
カードは後々紹介します。






では、色ごとの紹介を。



まずは白からですね。






私が学生時代に遊んでいた時期では、
白のコモン・アンコモンクリーチャーの中に、
そこまで途方も無く強いカードは無かった気がします。

私がその能力を理解しきれていなかったかもしれませんが。


白のカードは軽量カードが豊富で、
そして1/1以上の能力持ちが多いです。

【ギデオンの法の番人】はコモンの中でも有力カードですね。
リミテッドでは彼を引いたら白、みたいな人もいるようで。

隣の1マナ2/1バニラの【尖兵の精鋭】。
強いっす。

軽量ながらに有力、ってのが本当に多く感じます。






最たる例が、【嵐前線のペガサス】でしょうか。
白コモンで2マナ2/1飛行とか、第6版で考え付かない。

M11にも白白 2/2の飛行がいたけど、
そこから私は復帰したのだけど、ものっそ強いと思った。

とりあえず、白コモンでデッキ作っても、
そこそこ構築で戦えるんじゃないかなって思わせられた一品。

あ、隣にいるのは【セラの天使】です。
気が付いたらレアからアンコモンに降格してました。

このあたりの飛行ファッティも揃い踏みです。
レアではなく、アンコモン域に。







呪文を見てみましょう。

相変わらず、白といえばエンチャント・アーティファクト破壊ですね。
さすが、規律を守る白です。

ただ、【解呪】がありません。
現環境では、上にある【啓蒙】のように、単一化した軽量呪文や、
ソーサリー化した呪文にかわっているようです。

万能呪文は何故か緑に移動してました。

隣の【平和な心】は相変わらずの安心白除去ですね。
大抵のエキスパンションでは、この2種はほぼ必ず亜種があります。
白使いさんは安心してくださいませ。




ここ最近で、白の優良カード言えば、



【忘却の輪】でしょうか。

私は大会とかには参加したことないので、
色んな記事とかで知ってる程度ですが、
白のデッキを使っていたら、
このカードはまずあるってくらいに人気者です。

パーマネントなら何でも追放します。

上にも書きましたが、追放なので、
ゲームから取り除かれるわけではないです。

ただし、このカードが場に存在し続ける間、
追放されたカードは戻ってこないので、
たとえば、黒単に使用されたときには、
もう戻ってこないと諦めるしかありません。


万能除去として、みんなの人気を勝ち取っているようです。






さて、次は青にいきます。






青といえばドロー、打消し、そして飛行のクリーチャー。

青のクリーチャーも、基礎が強くなっている気がします。

2マナで2/1とか。

第6版あたりの環境では、
バニラならいたかなあくらいだった気がしているのですが。

【マーフォークの物あさり】は、
手札をうまく循環させる憎い奴。

リミテッドではほしいカードを探すいかした子。
構築でも墓地利用のリアニメイトとかに役立ちますね。


私的に、隣の【蒼穹の魔道士】を見たときは驚きました。

永続ドローがタップなしで出来るカードです。
しかも2/1です。

実際、今の環境ではそこまで使えないかなとも思いますが、
それでも、昔のカードしかしらなかった時期は
むっちゃ強いカードだと思っていました。

何枚でも引けるって素敵。






M12で新登場のカードたち。

呪文や能力の対象になると消滅するクリーチャーですが、
1マナ2/2に4マナ飛行5/5と、
昔の青では考えられないハイスペックさ。

昔はドラゴンっていったら、
すべてレアってイメージがあったんですけどね。

M12が出た当時は、私はデッキ組んでメインに入れてました。
弟のタッパーによる除去に涙目でした。






さて、呪文に移りましょうか。



青といえば、上でも触れましたがドローに除去。

ドローも打ち消しも、現在弱体化しているように思います。

3マナでソーサリーなら2枚引けます。
もうちょっとデメリットあっていいからインスタントになってほしいカード。

【対抗呪文】がスタンダードから姿を消しています。

変わりに1マナ重い【取り消し】が、現環境の基本の打ち消しです。





亜種も沢山存在しますし、
何より【マナ漏出】という懐かしいカードもいるので、
それはそれで打ち消しに困らないかもしれませんが、
パーミッション系は速度不足ということで、
今は青単とかあんまりみないようです。

載せ忘れましたが、
ブーメラン系の亜種もいくつか出てます。






後、こういうクリーチャーを奪い取るカードも健在です。
昔、ディスティニーに【不実】がありましたが、
あれの土地がアンタップされない版ですね。

弱体化はしていますが、リミテッドなら大いに役立つ1枚。






だいぶ量が多いなあ。

今回は黒まで紹介して小休止かな。






黒といえばゾンビ、黒といえば吸血鬼。


どこの環境にも、その合言葉は健在なようで。


他の色の例に埋もれず、黒も基本値が高くなってます。

【夜の子】の能力である、「絆魂(はんこん)」は、
与えたダメージ分ライフが回復する、まさに吸血鬼的な能力。

白・黒カードによく能力持ちがいますね。


以前なら、3マナ2/2だったゾンビも、
今では3マナ3/2です。

別エキスパンションなら、2マナ2/2もいます。
快適なゾンビライフが過ごせますね。






ゾンビといえば【グレイブディガー】。
彼もまだまだ健在です。

ゾンビデッキ作成予定なら是非。




呪文に移りましょう。


黒といえば、やっぱりクリーチャー除去。
そして手札破壊ですね。

【破滅の刃】は優秀除去として引く手数多のコモンカードです。
アーティファクトクリーチャーすら巻き込める、
2マナインスタント除去が弱いはずありません。

黒が入っていたらこのカードが入っているものといっても過言ではない。


黒は同族とあたると若干厳しいですよね。
まあ、相手にもいえることですけど。

それから手札破壊カード。
色んな亜種があるので、ハンデス作成も結構楽しいかもしれません。




あmもちろんリアニメイト系のカードも揃い踏みです。

手札に、だけど、【墓暴き】のような軽量呪文は
時としてすごい効果を発揮しますね。

【魔性の教示者】はウルザズブロックでもあった教示者の亜種。
マナが重いかわりに何でもござれでもってこれます。

私はレアがなかなか4枚と揃わないので、
良くこのカードでサポートさせてたりしますね。





とまあ、今回はここまでかな。

簡単に書かせていただきましたが、
友人たちよ、実カードに触れたければ私宛にメールで連絡もらえれば、
いつでも土日なら開放できると思いますのでご連絡くださいませ。


もちろん、用事で埋まっていることもあるので、
そのときはご了承くださいませ。



次回は残りの赤・緑・アーティファクトを載せるよ!