衝撃
友人、やっと東京に帰還
部屋が地震のせいでめちゃくちゃになってたらしい
そしてタマネギとジャガイモがおそろしく生長していたらしい
久しぶりに会って話して
やっぱ関西の人、関西と言っても和歌山の人はこっちの人間と違うなぁと思う
そして自分の頭がものすごいボケボケになっちゃってたことに気づく
私の今の生活は、全般的に「暇つぶし」で
何かが来るのをひたすら待つのみ
きっと授業が始まったら他にも色々考え出すし治るとは思うんだけど
このぼんやりは当分消えそうにない
普通の人と話し、酒を飲んで、恋をし
普通の人と同じように
ただ、目の前のものをこなすだけだった
和歌山の若造は
そんな生活を、ものの一言でぶっ壊してくれた
強風
ふやけたコーンフレーク、不味い
早く食べないと
二週間くらい風邪が治らなくて
でも仕事はきっちり行かないといけないから
せきしながら、煙草吸いながら、
誰かに乞われながら
過ごすたび、何も文字が出てこなくなる
私の中の字が、想いが、どんどんなくなっていく
一昨日久しぶりに就職先に遊びに行って
バイトの知り合いなんかと喋りながら
数ヶ月前の私の思いがどこかに隠れていたことを知った
自然を感じる季節なのに
目の前は自然がいっぱいあって
それがちゃんと目に入っているのに
心に何も残らない
このままこうやって
コンクリートの世界で暮らしていたら
私がいなくなってしまう
心の表面でものを考える人とばかりいる
そういう会話は、簡単で、とても気楽
でも、そうしていくうちに
自分もそういう存在になって
きっとあいつに笑われるんだろうな
馬鹿になったねって
インスタント モア アノミー
インスタントのものが不味いのは
それが簡単に済まされてしまうから
時間をかけたものほど、愛着が沸く
最近ス トレスの発散方法が分からなくて
昔はスポーツしたりキャンドル眺めたり
健康に害のないものが多かったんだけど
最近は時間がないから簡単に発散することばかり考えてる
酒飲んで、煙草吸って、歌うたって
愚痴を並べて、ちょっとの気もないやつを操って遊んで
でも全部インスタントだから
どれをやっても対効果薄し
いつまで経っても満たされることがない
これからもこうやって暮らしていったら
祖父みたいに40で死ぬんだろうか?
いっぱい色んなこと溜め込んでるせいか
ダンボ見ただけで涙止まらない
道ばたに何か転がってないか
たとえそれを拾ったとしても
インスタントは、何も満たさない
何か、身体を動かして、
手に入れなきゃいけないんだ
束の間の
束の間の休日
昼過ぎに渋谷で落ち合い
45分電車に揺られ桜木町へ
節電と後ろめたさのために閑散とした観光地で
遅い昼飯
散歩がてら汽車道を歩き、
北朝鮮工作船を眺め
自分のこの日常がただ眈々と過ぎゆく幸せを感じる
黒い雲が少し涙を落としたから
大桟橋へ逃げる
あまりおいしくない
底に何か黒い塊があるコーヒーを飲む
雨が上がれば、ジャックとクイーンを通り
県庁と地方裁判所をしげしげと眺め
裁判所の掲示板に書かれた名前と催促状を見つめ
自分のこの日常がただ眈々と過ぎゆく幸せを感じる
横浜スタジアムはやってなかった
時間を間違えたから
足早に進む会社員の波に呑まれる
自分とは全く違う日常を送る人々を見、
おいていかれそうな
焦りを感じる
伊勢佐木町に迷い込み
二年前に訪れたバーに再び
キールとピニャカラーダ、B-52をいただく
シェイクしていない52は
どのリキュールも正直だった
煙草を何本も吸って
アルコールとかで高鳴る鼓動を感じて
まだまだ、生きていることを知る
喉が痛くてしょうがないくせに
そのまま思いを叫んで叫んで
疲れて眠くなったから帰る
明日からまた、
眈々と過ぎゆく日常が始まる
私は、とっても仕合わせ