馬鹿で無鉄砲なうちの子。

それでも人より早く独り立ちしなきゃいけない現実。


それなのに、人に平気で迷惑をかけ、

支えてくれる人に「それが仕事だろ」という態度。 

注意されたら全力で挑発し怒らせる。

激昂した相手に対して出す言葉は

「児相に言ってやろうか?やれるもんならやってみろ」

そんな子どもたちだったわけですが、


うちに来て数年かけて最初に学ばせたこと

そんな徴発に対しても断固として乗らずに放置して

結果の被害を自分自身に負わせてきた。

最初は「児相」は魔法の言葉じゃない、

やってくれてる人にも感情がある。

怒らせたらしっぺ返しが来る。


その後に学ばせたこと

自分たちが振り回したことでお母さんが倒れても

それでも子どもたちのために必死でサポートをする姿。

お母さんが倒れて無理だ、諦めろと諭される中

這いつくばってでも子どもたちのために頑張る姿を見せて、

サポートしてくれる人たちの思いや努力に目を向けさせた。


そして、今

親が出る幕は減り、友達がマネージャーとして

自分たちをサポートしてくれるようになった。

それでも、「親なんだから」という理屈と同じように

「マネージャー」なんだからという理屈でマネを評価して、

お母さんたちならやってくれるのに

マネは遊んだり楽してばかりだという理由で

「やる気ないなら辞めろ」とみんなで批判を始めた。


チーム内で誰もそれに違和感がないらしい。

このままじゃこれまで伝えてきたことが壊れてしまう。


みんないろんな人たちから支えてもらいながら生きていく。

特にこの子達は。

だからこそ助けてもらえることに感謝してほしいし

その感謝が支援してくれる人たちの心を励まし

支援もしっかりうけられるようになるだろうし

みんなが笑顔に包まれるだろう。


責任を果たせ、それが仕事だろ、

そういう目線で付き合っていけるほど

大人の社会は割り切れるとは思えない。


18で基本は独り立ちするこの子たち。

これからは社会人として対等な人として

サポートを受けていくことになるし

また仕事として誰かの役に立たなきゃいけない。


自分たちの為に頑張ってくれてる人たちに

少しでも目を向けてほしかった。


親だからやらなきゃいけないことはある。

でも、マネージャーの子達はそんな責任は元来ない。

アルバイトをしてお金を稼いで

おしゃれやメイクを楽しんでいてもいい。

恋に愛に没頭したっていい。

美味しいカフェでスイーツをついばんでいてもいい。

みんなてカラオケして遊んでいてもいい。

スポーツや音楽、マンガ・アニメに興じてもいい。


そんな楽しいばかりの青春の時間のはずなのにさ

マネージャーとしてこき使われることが

マネージャーの責任だと思うかい?


それを失ってもここで頑張ってくれてるのは

マネコちゃんたちの願いがあるとは思わない?


父母のお陰でやりたいことができてるんだから

感謝しなさいとスポーツ少年団の頃からいわれてるけど、

そのお母さんたちの負担の大部分を

マネージャーたちが代わりにやってくれてる。

確かに仕事はまだまだかもしれないけど、

楽しい青春の時間をお母さんたちの代わりに

あなた達のために費やしてくれてる。

お母さんはマネージャーのみんなに感謝しかない。

そんなマネージャーをいじめるのは赦さない。

どういう思いで来てくれてるのか、

どんなことしてくれてるのか、

あなた達はわかってそんな態度をとっているの?

あの子達がいなくなって本当に部活が成り立つとおもってる?



そういう話から本人と話し合って

本人の意志でマネージャー体験をしたい言い出したので

先生にお願いしてマネージャー体験をさせてもらいました。



どんなサポートをしてくれてたのか、

どんな大変なことがあって、どんな嬉しいことがあって、

何でサボっているように見えてしまったのか。

沢山手伝いながら、話を聞きながら、

いろいろ考えてくれたみたい。

それが「親だから」という言い訳ができない。

だって「友達だから」ね。


高校まで知らない、マネージャーとして出会ってるから

マネージャーであることを当たり前に接してるけど、

そこに集まってるのは中学まで普通に中学生だった子達。


中学や小学校の時のお友達が、高校でマネして、

その子達が同じような扱いを受けていたらどう思う?

本当は選手としてやりたかったけど、

能力的についていけなくて、でも夢を捨てられなくて

みんなのためにマネージャーになること決意した子がいて

その子が小学校の時の仲間のダレソレさんだとして

あなたはそんな事がいえるのか?


もう子どもじゃない。

あなた達を助けてくれるのは、

あなた達と同じ、かつては友達だった人たち。

あなたと同じ仲間なんだよ。

そんな人たちに怒鳴り散らして

仕事しろ、辞めろ、自分でやりたいってきたんだろ?

そんな言葉を吐き捨てることが本当に正しいの?

そのくせ誰よりもいい加減な態度で部活に臨んて

ブーメランを一番に喰らうようなくせに

責任から逃れようなんて許される!?


そういうやりとりをしたのが二週間ほど前。


今では誰よりもマネージャーのことを支えてくれてる。

頑張らなきゃいけないことはしっかり伝えてくれてる。

でも、しっかり感謝してくれてる。

マネージャーにこれら悪いと指摘するからには

自分も頑張らなきゃって覚悟してくれてる。


僅かだけどご批判も受けましたが

結果としては大切なもの伝えられたかな。


でも、マネージャーの子たちから

「本当は辛かったんです。

 1人でも受け止めてくれる人がいるだけで嬉しいです。

 上の子ニヒヒが理解してくれるから今は楽しくなりました。

 もっと頑張って成長して、選手を支えていきます!」

と泣きながら感謝されたときは、

これで良かったんだって感じました。


こっちこそ、あのアホンダラを成長させてくれて

活動をサポートしてくれてありがとう。




最近、空気が悪くなってた上の子の部活に

爽やかな空気が流れ始めた。


その中心にうちの子がいてくれてる。

馬鹿だけど、どうしようもないクズなところもあるけど、

人をまきこんで癒やしてくパワーのある子。

どうしようもない馬鹿はやっぱり治らないけど、

友達大好き、人が大好きな

この愛されバカの魅力はこれからも

しっかり育んてあげたいと思う夏休みでした。



みんなに感謝。



飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート