今までも音楽の聴取方法はレコードがCDになって、オンデマンドになって。
ビデオもVHSがDVDに、そしてBlurayになり、オンデマンドになった。
今では両方ともサブスクリプションになっていったけどさ。
とても便利なんだけどね。あんなに何万タイトルの映画音楽が見放題聴き放題、本当にありがたいんだけどね。そのおかげでディスクやテープの山が無くなるってのは本当に助かるんだけどね。
お正月にいろんなタイトルを探して見ようと思ったんですよ。
特に思い入れのある懐かしい映画とかさ。
でも、殆どの動画って無かったんですね。マニアックすぎたのかな…
VODも以前よりはタイトル数が格段に増えて、本当に便利になった。配給サービスもすごく増えて、どこかのサービスを使えば必ず見られるって時代になったと信じていたのに…
でも実際って少ないね。
ジブリが宮さんのこだわりのせいで配信できないってのは有名な話。うちの旦那の大好きなはじめの一歩も、原作の森川ジョージさんが断り続けてきたとか。クリエイターとしたらデジタル化自体に嫌悪する人も多いんだろう。雑多なコンテンツの1つになってしまう、消費されるだけの存在になる。嫌なんだろうけどさ。でも、それだけの人気作なら本人が亡くなったあとにでも権利者がデジタル化許可するだろうなんて思って我慢すればいいや。なんて残酷な本音![]()
でも、お正月に見ようと思った作品がどこ見回しても存在しないことにかなりショック受けました。ディズニーのように自社ブランドに囲い込まれてる作品とかでもないのに、全くない大好きな映画たち。理由は簡単。マニアックすぎる…
古い作品で、それなりの視聴数を稼げないものは、デジタル化すらさせてもらえない。そういうコンテンツってこのまま消えていくのかな…歴史から消されていくのかな。すごく残念だし、哀しい。誰も見てなくても心に刻まれた作品たちって、長く生きてたら沢山あるもん。
若い頃、ミニシアターにちょくちょく通って、フランス映画を中心に映画を見てきた。中には手元においておきたくて、アメリカで英語吹き替えがVHSで出てるのを知って輸入までして見てたものもある。けど、今でもVHSでしか見られないんです。DVDにすらしてもらえない。
あとは、TV版のスペシャルドラマ、テレビ向け映画といった作品群。古い作品だとVHSになっていればいい方。ましてデジタル化なんてされない。そういう現実を目の当たりにしたとき、喪失感て半端ない。もうあの感動は手に入らないのか…追憶のはるか彼方に微かに残る記憶になってしまう。死んで魂になってもその思い出は魂のもとには鮮明になって届けられることはないだろう、なんて。
長々わけわかんないこと書いてますが、
要は、
また見たい。
それだけ。
DVDになっててもニーズがなければ消えていくのかな?
オンデマンドに保存されてても消えてくのかな?
どんどんサーバや利用者の増加にあわせて増えていくと思ってたのに、意外と古い作品も人気どころばかり。あたしごのみのマニアック作品にはほとんど拡がらない。
ちなみに今の気分で一番見たい作品
the story lady(邦題:おばあちゃんの贈り物)
今はなき名女優ジェシカ・タンディの主演のアメリカのテレビ映画。Xmasに見たくなってそのまま。日本では三十年ほど前にNHKのお正月放送でわずかに知名度が上がった程度の作品らしい。コアなファンはいるはずなんだけどね。あたしはジェシカ・タンディを入り口にたどり着いた名画。
年老いてお払い箱になった上品だけど芯の強いおばあちゃん(ジェシカ・タンディはいつもそんなおばあちゃん役だよね)がアメリカンドリームを掴む中で家族や自分らしさとかを見つめ直すヒューマンドラマ。
主演をした晩年のジェシカが明治生まれの亡くなった私の祖母に似ていて、懐かしさとかそういうのが重なって昔から大好きだったんです。
だからジェシカの作品は意識的に見てました。鳥とか八番街の奇跡とかドライビング・ミス・デイジーとか狐火とか、見られるものは結構見てきました。このあたりは人気作だから比較的デジタル化されてるんですけどね。
今は歳を重ねて、老後にも想像を働かせるお年頃。老後の生きがいとか自分らしさとか考えたり、郷里に残る老いた母に思いを馳せながら見てしまうんだろう。
でも、the story lady はアメリカ国内でわずかに見られただけの作品だから全然売れてない。未だにデジタル化がいっさい行われてない。VHSテープも実家に有るけどデッキがもうない…。
Xmasに是非見たかった。久々に泣きたかった。ただそれだけ。
サブスクに見向きもされなかった作品たちはそのまま消えていくのかな。サブスクの功罪は確かにあるし、作者がポリシーを持って時代の流れに逆らうのもいいけど、作品が歴史の彼方に消え去ってしまう、誰も掘り起こせなくなるよりは、サブスクの中にでも残ってほしい。残って少しでも誰かの目に止まってほしい。大好きな作品ほどそう感じてやまないお正月休みでした。
と、書いたあとにネットで改めて確認したら、アメリカ本国ではDVDになってた!でも、音声英語、日本語字幕すらなし。別に英語でもいいんだけどさ。本体29$、日本までの送料10$…
悩む…
そうそう、この写真のジェシカの左に映る孫娘役のリサ・ジェイカブLisa Jakubさん。
この映画の後にその人気に火がついて大作に使われるようになって、女優辞めたとか昔Facebookで書いてたような気がする。未だに集まるファンはストーリーレディのファンの人が多いよう。
ミセス・ダウトとかインディペンデンス・デイとか出演してたのに。当時から素敵な子役さんだったし、世代も近いから応援してた。今も素敵な女性、若干思想が強いけどw。個人的には女優さん辞めたのもったいないと思ってる。
