小学生時代、
男の子として学校に通ってるのが辛くて
不登校だったんだけど、
家族からも理解されるどころか
自分自身でも自分の状況がわからず
居場所がなくて塞ぎ込んでた私
そんな私は
おばあちゃん子だったのに
ガンで入院するおばあちゃんのために
全くお見舞いに行ったりしなかった
おばあちゃんが死んじゃうとか
稚すぎて全く想像もしていなかった
親からのお見舞いに行くかという問いに
いつもは断固拒否してた
それがある日の夕方突然
訊かれてもいないというのに
おばあちゃんのお見舞いに行きたいと暴れだした
実はその時おばあちゃんは
ちょうど危篤状態になったころだった
夕方遅いから明日にしよう
そう諭すのが精一杯だったらしい
翌朝、夢におばあちゃんがやってきた
真っ白が延々広がる無限の世界
おばあちゃんがニコニコしながら
遠く遠くに消えていく
走って追いかけるも追いつけない
「おばあちゃん!」
と叫びながら飛び起きた
朝5時過ぎ
いつもなら絶対に起きない時間
お母さんの元に走っていって
お母さんを起こした瞬間に
家の電話が鳴った
「今さっきおばあちゃんが息を引き取った」
おじいちゃんからの電話だった
そしておばあちゃんの四十九日法要
私の誕生日だった
仏壇の横に
おばあちゃんの姿が
一瞬見えた
優しい笑顔だった
嘘のような
ほんとの話

