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新年と書いて新しい年となる。

人が西暦の中で生かされてから2013年が経つ。
その中で我々人類は何か大事な心意気や大事な『何か』をどこかに置き忘れていないだろうか?
いつしか職業という名の、縛りやいつしか宗教という人類の狭間やいつしか人間が人間を本当に愛することがこの時代の人類を迷わせそしてそれはとてつもない目に見えない美しい物の筈が目に見える汚い物へと変わっていった。


この時代に必要なのは金なのか?富なのか?名誉なのか?欲か?どれも目に見える物ばかりだ。


では『念』はどうだろうか?
心はどうだろうか?

心と聞いて、人間はまず自分の胸に手を合わせるだろう。
その行いは実は目に見える物の何万いや何千いや言葉では言い表せられない程強大な可能性を秘めている。

しかし使い方によっては、悪い方向にも良い方向にも繋がっていく。

そもそも命とは平等にあると唱える者もいれば一瞬に命懸けで命を争う者も存在する。

それは人間にしかない考え方であり人間しか思わないだろう。

本当に人間が人間らしい姿とは争いを続けていくことか?
目に見え、減っていく物に己自身の魂を売ることか?



新しい年を迎えてここ日本では更に目に見える汚物に汚染されて日本人が日本人の姿ではなくなろうとしている。

私は気付いた。
本当に大事なのは、目に見えない心だと。
人生において人が人を救う姿とは命を救うだけではなく、心と心で徹底的に見つめ見極め、それを追求探求し、検討を行い心の底からその人間の方向性を語りかける事でもあると。




それが私の使命なのだと心から実感している。



人間は職業や富や形ではない筈だ。



身体全体で生き方を表現していく宇宙一の生き物だと。



私だけは違う。この汚物の世界に流されやしない!

太陽の光が一つならどこに行っても、人間の生き方を示す太陽に私は成る。
それが生き方の一つである。

人間の自問自答から生き方へと変わっていく事を願い、新年の日記とさせて頂く。



岩井 健太郎