先日、知り合いのお父様が亡くなられ御霊前の御返しを頂きました。
御礼のハガキに記された喪主の名前と住所…
住所は二つ書かれてます。
一つは震災前に住んでいた場所。
もう一つは、現在生活している仮設住宅の場所。
…なんとも、やりきれません。。。
近所で、災害公営住宅(160戸)の建設工事がようやく始まりました。
今は、この木々も切られ、元々はグランドだったこの場所の風景が変わりつつあります。
平成26年10月完成予定の予想図。
この辺りは津波で2m浸水してるため、住居を二階以上に配置。
一階に保育所、高齢者支援施設を配置し、緊急時には津浪避難ビルとして2000人が避難可能だそうです。
「今日は11日だねぇ…」
この災害公営住宅に申込みされてる利用者さんが、カレンダー見ながら呟いてました。
日頃から物事を前向きに考えようとする方ですが…「申し込んだのはいいけど入れるとは限らないから…」と仰る言葉に不安な本音を感じました。
生活基盤が整って初めて、明るい先々の事が考えられると考えつつも、自分は何も出来ませんが…
明るい復興ニュースの陰で、そのような不安を抱えてる方々が、まだまだ沢山いるということ…
忘れてはいけないと思った一日でした。
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