キ発性の高い田舎娘 -41ページ目

キ発性の高い田舎娘

ちょっと大人な話題もありますので、閲覧注意です✨

そういえば、今年は、思い切ってお節料理に挑戦してみたのでした。

 


ひとり暮らしなのに「お節なんて」と自分でも思うけれど、
ふと、誰かのために料理する感覚を思い出したくなったので。

 

 

黒豆を煮ながら、弱火のぽつぽつした音を聞いていると
妙に落ち着く。

 


そのくせ、甘く煮詰まった香りが部屋に広がると、
胸の奥のほうがそわそわしてくる。

 

 

だし巻きを巻く手元を見つめていたら、
ふいに思った。
「誰かが見てくれていたら…もう少し上手に巻けるのに」って。

 

 

誰かの視線を意識する瞬間って、
どうしてこんなにも身体があたたかくなるんだろう。

 

 

海老を煮ているとき、
弾ける香りに少しだけ刺激されて、
自分でも理由のわからない熱が頬に上った。
 

 

お節料理って、もっと淡々とした作業かと思っていたのに
なぜか心がドキドキする。

 

 

大皿に盛りつけてみると、思っていたより悪くない。
朱色と黄金色が並ぶと、急に部屋が色気を帯びるから不思議。

 

 

「これ、もし誰かと一緒に食べたら
どんな味になるんだろう──」

そんな妄想が浮かんでしまって、
ひとりのキッチンでひそかに笑ってしまったのでした。

 

 

ひとりで料理する楽しさの向こう側に、
誰かの気配を求めている自分に気づきました。

 

 

でもまあ、お節の出来は上々。
来年は…
誰かの箸が横にあってもいいかな、なんて。

 

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今日もありがとうございましたラブラブ

 

 

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