最近、空気が冷たくなってきたせいか、
ひとりで暮らす部屋がやけに広く感じます。
帰宅してコートを脱ぐと、ふっと肩が軽くなる瞬間があって、
そのたびに「この肩を誰かに触れてほしいな…」なんて、
自分でも可笑しくなるようなことを考えてしまいます。
今日、オフィスでふと男性社員の手元が目に入ったんです。
書類を受け取るとき、大きくて、あたたかそうで、少しだけ節のある手。
その一瞬だけで、変な話、胸の奥がじんわり熱くなってしまいました。
。。。もちろん、何かあったわけじゃないし、
その人に特別な感情があるわけでもありません。
ただ…
ふいに目にした“男の人らしさ”に、心が揺れることがある。
若いころよりも今の方が、そういうコトに敏感になった気がします。
夜、ソファにひとりで座っていると、
ブランケットのぬくもりだけじゃ足りなくて、
ため息をつきながらワイングラスを指でなぞったりして。
「こんなに人肌が恋しくなるなんてね…」
ほんの少し笑いながら、心の奥でつぶやきました。
明日も普通の一日が始まるけれど、
こういう“誰にも言えない妄想”を、日記にこっそり書いておくことで
なんとか自分を保っているのかもしれません。
