先日、街中で素敵な男性をお見かけしました。
歩道の段差で女性にそっと手を差し伸べ、さりげなく自分が車道側を歩く。
あのような自然なエスコートができる男性を見ると、胸の奥がキュンと締め付けられます。本当に知性があり、礼儀正しい方というのは、ああいう瞬間に垣間見えるものです。
ああいう細やかな気遣いの裏には、きっとすべてを支配するような強さが隠されているのではないか、と妄想してしまいます。
普段は無口で真面目な私ですが、夜になると、その紳士的な仮面を破って、私のすべてを激しく求めてほしいと願ってしまう。
そして、私を逃がさないように、美しい紐で縛り上げて欲しい。この抑えきれない欲求不満は、一体どこへ向かうのでしょう。
