日韓首脳会談が1年ぶりに開かれ、安倍晋三は徴用工問題は韓国の責任で解決すべきと突っぱねた話にしていますが、徴用工を火あぶりで殺したり、衣服を与えなかったりした事実をまず知る必要があります。証拠は下記の終戦の年の新聞。

だから最終的な合意という請求権協定の紙切れ1枚だけで終わりたくないのが被害者である徴用されてひどい目にあった人の実際の気持ちなのです。一般的に犯罪に対しても、被害者が加害者の謝罪と賠償はこれで十分だから加害者を許すというのは被害者が決定することであり、加害者にはそんな決定権はないということです。この原則がドイツの戦後賠償問題にも表れているのをご紹介しますが、その前にまず韓国との協定文を見ると、謝罪の言葉は全くなく、さらにひどいのはこの協定が日本統治時代の虐待に関する賠償という肝心の目的が何も書かれてないことです。
さて次に同様な問題を抱えるドイツは第2次大戦中にドイツから受けた被害に対する賠償問題がポ-ランドなどの被害国からもあって、NET記事から引用すると、
「ナチス・ドイツによるポーランド侵攻で第2次世界大戦が始まってから80年となった2019年9月1日、ドイツのシュタインマイヤー大統領は最初の爆撃地ビエルンでの式典で、あらためて謝罪するとともに、過去を忘れず、戦争の恐怖と残虐行為の責任を負うと表明した。
一方、ポーランドのモラウィエツキ首相は、ドイツ側が解決済みだとしている賠償問題で、補償を求めていく考えをあらためて示した。
1939年9月1日の空爆で多くの犠牲者が出た中部ビエルンで、シュタインマイヤー大統領は「ビエルン攻撃の犠牲者の前に私は頭を下げる。独裁国家だったドイツの犠牲者となったポーランド国民の前に私は頭を下げ、許しを乞う」とまずドイツ語で、それからポーランド語で述べた。ポーランドのドゥダ大統領らが見守った。
ポーランド、ドイツ両大統領(9月1日)の式典はその後、ワルシャワでも行われ、メルケル独首相らのほか、米国からはハリケーン「ドリアン」への対応が必要だとして急きょ出席を取りやめたトランプ大統領の代理としてペンス副大統領が参加した。」
ここで日本との違いは、今年も式典を催して謝罪していることです。日本では戦後誰か韓国に徴用工について謝罪しましたか?慰安婦に対しては例えば1993年の河野談話で慰安婦の強制を認め、橋本龍太郎首相は謝罪文を書いています。アメーバブログの
「慰安婦はどこの国にも存在」
を参照ください。
にもかかわらず安倍晋三は慰安婦の強制を疑問視発言してしまったばかものです。銃を持つ兵隊が慰安婦を集めに来たら断ると怖いので強制されたと感じるのは当然でしょう。安倍晋三にはそこがわからないからあほですね。
さらに日本が犯す間違いは、誰かが謝罪してもすぐ別の者が慰安婦はいなかったとか発言して台無しにしてしまうことです。
以上の例でも分かるように、被害者が許すというまでは加害者は大変なのです。詳細は先日の当ブログの「
請求権協定の法的位置
」も参照ください。本当に日韓関係を改善する気なら、ドイツが解決済みとする賠償に関する文書を取り寄せて参考にするぐらいの努力をせんかい、外交の安倍だというなら。それを韓国の責任で解決しろと他人ごとみたいに言うな、あほんだらめ。日本が加害者という弱い立場だから誠心誠意を尽くすしかないのです。 2019.12、25投稿