谷川俊太郎という人は、童話の翻訳者とか、現代詩の小学校の教科書に出てくるような人と思っていた。
でも、あるとき、彼の詩にメロディをつけて歌うあなんじゅぱすのライブで聴いた歌で、一気に知るようになった。
人の本質的なところをちゃんと見ている。そういう人なんだろう。
そして、僕もそうなりたいと思った。
「だが、ほんとうのきみは、鏡の外にいる。」
大事なことを教えてくれた谷川俊太郎さん、そしてあなんじゅぱすのひらたよーこさん、
ありがとうございました。
🎵 ほんとうのことを言うと
口紅は ふきとっちゃったほうが
ぼくは好きだな。
まぶたの上の その青っぽいやつもね。
きみが見てるきみはいつも鏡の中のきみ
自分を見てる自分の顔だ
だがほんとうのきみは鏡の外にいる
電車の中でぼくの前に座ったきみ
定期をにぎった鼻ぺちゃのきみ
スモックのボタンがとれかかってるよ
きみをきれいだと言えば
ぼくは偽善者ってことになるんだろうか
だが醜いと言えば何になれるっていうんだ
きみが裸のマハよりも美しい瞬間を
ぼくはいくらでも空想することができる
ゴヤにはわるいけどね 🎵
谷川俊太郎さんの詩に曲を付けて歌うひらたよーこさん ↓