二度目の死 | 仕事のこと、日々の暮らし、趣味のことなど、何気ない日常の中にあるささやかな輝きを忘れないように。

仕事のこと、日々の暮らし、趣味のことなど、何気ない日常の中にあるささやかな輝きを忘れないように。

ピアノ調律師をしています。何気ない日常の中に密かに隠れている輝きを見つけたい、そんなことを考えながらつらつらと書いています。

忘れてほんまに死ぬがよ。

人は2度死ぬがやと。


1回目は、生きるのが

やまってしまうとき。


2回目は、

人に忘れられてしまうときや。


人の心の中におらんように

なったら、いよいよ最後やと。


今度こそ本当に死ぬ。

二度と生き返らん。


映画「パーマネント野ばら」で、池脇千鶴が、菅野美穂に話す場面を思い出す。


12年前、48歳で亡くなった親友はまだ二度目の死を迎えていない。