先日、工房の近くのお気に入りの川を写真に撮ってブログに載せたら、またまた友人が水彩画にしてくれました。
その写真が、こちら
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これを、友人が、こんな風に描いてくれました♪
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いやー、素晴らしいのひと言に尽きます。
まるで写真のよう。
でも、写真とは違う世界観がそこにある。
川の流れ、白鷺の動き、木の葉の揺らぎ…
そして、せせらぎの音や蝉の鳴き声や、葉っぱが揺れる音…
川面に映る空の青さ。
そして、いつものように頭の中には、妄想 物語が紡ぎ出される。
例えばこんなふうに…
単気筒の小刻みなエンジン音が近づいてくる。小さな川面を泳いでいた白鷺はその音に驚いて飛び立っていった。
彼はオートバイを降りて、川沿いにある小さなベンチに座った。
日差しは9月とは思えないほどの暑くて痛い光がアスファルトを溶かしていた。
彼はヘルメットを取り、乱れた髪を手で振り払った。決して若くはなかったが、かと言って中年と呼べるほどの年齢には見えなかった。
彼はデイバッグから、アルミホイルで包んだおにぎりを取り出し頬張った。おそらく、ここへ来る前に自分でこしらえたおにぎりだろう。
「美味しそうね。」
振り返ると、ひとりの女性が停めてあったバイクを見ながら声をかけてきた。年齢は彼よりは少し上で、ボーダー柄のシャツに鮮やかなグリーンのコットンパンツを穿いていた。
「これ、なんていうの?」
「オ、オーホバイ」
彼はおにぎりを頬張りながら答えた。
彼女は笑いながら、肩にかけた生成りのバッグから水筒を差し出した。
「ほうじ茶、冷たいの」
彼はその水筒を受け取り、キャップを開けて飲み干した。
「慌てて食べると喉詰まるわよ。」
彼から水筒を受け取ると、そう言い残して彼女は去っていった。
再び一人になった彼の髪を揺らした風は、紛れもなく秋の風が含まれていたことを彼は感じていた。

