「原価を下げろ」と現場に言い続ける社長

——その言葉は、会社を強くしているでしょうか。

それとも、弱体化させているでしょうか。

 

倒産寸前のアサヒビールに乗り込んだ樋口廣太郎が言った言葉は衝撃的でした。

 

「利益を気にするな。原価を計算するな。全責任は私が取る」

 

銀行員出身、原価計算の専門家が——なぜ、こう言えたのか。

 

この言葉の裏には、3つの明確な財務的根拠がありました。

二宮尊徳の「分度と推譲」

——社長が財務の枠と責任を引き受け、現場が本来の使命に全力を尽くす。

樋口の「計算するな」は、この思想の現代的実装でした。

 

試算表の原価率が高い会社に共通する「ある構造」と、

それを変えた瞬間から組織が動き始めるメカニズムを公式ブログで詳しく解説しています。

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2026年1月、東京商工リサーチが衝撃的なデータを公表しました。

 

雇用調整助成金などの不正受給が公表された企業の倒産率は6.82%

 

全企業平均(0.28%)の実に24.3倍です。

さらに注目すべきは、倒産企業の約7割が公表当日または直後に破綻しているという事実。

これは「衰弱死」ではなく「信用崩壊による即死」です。

目先のキャッシュを守ろうとした結果、経営の土台そのものを失う——

170年前、備中松山藩の財政改革を担った山田方谷はこう説きました。

 

義を明らかにして利を計らず

信用というインフラを整備すれば、利益は結果的についてくる。

これは道徳論ではなく、極めて合理的な経営戦略です。

 

令和の今、「義」を貫くことこそが最強の生存戦略であることを、歴史とデータが示しています。

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合同会社エバーグリーン経営研究所 長瀬好征(ながせ よしゆき)

「粗利率35%なのに、なぜいつも資金が足りないのか」

 

これは実際に社長から聞いた言葉です。損益計算書を見れば確かに粗利率は高い。

なのに毎月末、資金繰りの不安に悩まされている。

 

原因は粗利率の低さではありません。粗利の「」の低さにあったのです。

 

売上総利益は金額や率だけで判断してはいけません。

同じ粗利1,000万円でも、翌月に現金として手元に戻るものと、

半年先まで売掛金として滞留するものでは、会社の実態は全く異なります。

 

高品質な粗利の条件は3つ。

①回収サイトが短い、

②在庫回転が早い、

③安定的・継続的である。

 

この3条件を満たした粗利だけが、会社の財務基盤を本当に支えます。

 

近江商人の「三方よし」は、道徳的な美しさだけでなく

、必然的にこの3条件を満たす高品質な粗利構造を実現する経営哲学でした。

 

300年の商業実践が証明してきた知恵が、現代財務でも通じます。

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https://evergreen-mgt.biz/2026/04/06/gross-profit-quality/


合同会社エバーグリーン経営研究所 長瀬好征

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かつて業界シェア10%を切り、

「夕日ビール」と揶揄されたアサヒビール。

 

再建を託された樋口廣太郎社長が放った言葉は意外なものでした。

 

「原価を計算するな。最高においしいビールを造れ」

 

原価計算のプロがなぜそう言えたのか。

その答えは、数字を「手段」に戻すことにありました。

数字が目的化した瞬間、企業は生命力を失う——

これは、二宮尊徳の「分度」の精神と本質的に同じです。

 

「計算」と「財務」は似て非なるもの。試算表を眺めて一喜一憂するのが前者なら、

その数字の裏にある人の動きを読み、次の一手を打つのが後者です。

 

V字回復の全貌を公式ブログで詳しく解説しています。

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2026年5月25日、

日本の中小企業融資の歴史が静かに、しかし決定的に変わります。

 

「企業価値担保権」の施行です。

 

この制度の本質は、銀行が不動産という担保の代わりに

「事業そのものの価値」を審査するということ。

 

一見、資産を持たない中小企業への朗報に見えます。

 

しかし実態は逆です。

 

銀行は今まで以上に冷徹に、「助ける価値のある会社」と「静かに退場させる会社」を選別するようになる。

それがこの制度の本質です。

 

帝国データバンクの調査では、内容まで理解している企業はわずか0.6%

準備した社長と、していない社長。その差が、2026年5月25日以降に可視化されるだけです。

「ポストが赤いのも社長の責任」——一倉定の言葉が、今ほど重くなる時代はありません。

👇 全6章の詳細解説はこちら https://evergreen-mgt.biz/2026/03/30/kigyokachi-tampo/


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合同会社エバーグリーン経営研究所 長瀬好征