高 適(こう せき、702年頃 - 765年)は、中国唐の詩人。

  高崇文の子として生まれた。

  李白と親交があり磊落な性質で家業を怠り、

  落ちぶれて宋州で食客となっていたが、

  発憤して玄宗の時に有道科に挙げられ、

  封丘県尉の役職を授けられた。

     

 

  50歳で初めて詩に志し、たちまち大詩人の名声を得て、

  1篇を吟ずるごとに好事家の伝えるところとなった。

  吐蕃との戦いに従事したので辺塞詩も多い。

  詩風は「高古豪壮」とされる。

  李林甫に忌まれて蜀に左遷されて

  汴州を通ったときに李白・杜甫と会い、悲歌慷慨したことがある。

  しかし、その李林甫に捧げた詩も残されており、

   「好んで天下の治乱を談ずれども、事において切ならず」

  と評された。

 

      除夜作 (じよやのさく) [七言絶句]

 

  漢文

    旅館寒燈燭不眠

    客心何事轉凄然

    故郷今夜思千里

    霜鬢明朝又一年

 

  書き下し文

    旅館(りよかん)の寒燈(かんとう)独(ひと)り眠らず

    客心(かくしん)何事(なにごと)ぞ転(うた)た凄然(せいぜん)たる

    故郷(こきよう)今夜(こんや)千里(せんり)を思う

    霜鬢(そうびん)明朝(みようちよう)又一年(またいちねん)

 

  現代語訳

    旅館の寒々としたともしびのもと、ひとり眠られぬ夜を過ごせば、

    どうしたことか、旅の思い出はいよいよ寂しさを増すばかり。

    今夜は大晦日(おおみそか)、故郷では家族が、

     遠く旅に出ている私のことを思っていることだろう。

    夜が明けると、白髪の老いの身に、また一つ年をとるのだ。

 

  鑑賞

    旅の身で大晦日を迎える、

    人生の晩年にさしかかる年齢になっていれば、

    その愁いはいうをまたない。

 

    寒々としたはたご、その中で、

    一人ポツンと灯をつけてじっと憂いに沈む    

    作者の孤独感が迫ってくる。

 

    第三句までにうたわれた旅愁、望郷の念に、

    結句の年老いてなお志を遂げられぬ恨みと、

    そうした境遇のままになお時ばかりが

    過ぎ去っていく悲しみが加えられて、

    作者の心情はいよいよ深められていく。

 

2026年10月29日

てぶくろの日

  「10(て)2(ぶ)9(く)ろ」という語呂合わせにちなみ、

  手を使うことで進化してきた人類に、

  大切な手を守る作業用の手袋に関心を持ってもらうために

  株式会社東和コーポレーションが制定。

 

  てぶくろ

    ウクライナの民話。

         

    【雪が降る森の中で、

     とあるおじいさんが片方の手袋を落としてしまう。

     その手袋の中に、ネズミがやってきて

     「あたたかくて気持ちいい」と入り、住み込んだ。

     これがきっかけとなり、カエルやウサギ、キツネやクマなど、

     あらゆる動物が手袋の中に次々とはいっていったため、

     手袋はぎゅうぎゅう詰めとなった。

     しまいには破けそうになったが、そこへ、

     手袋の持ち主であるおじいさんが、手袋を探しに戻ってくる。

     そのため、手袋の中にいた動物たちは、慌てて逃げ出した】

 

子供の頃、白鳥(現:東かがわ市)の手袋産業は有名だった。

この時期になると兄弟たちと競争して、

手袋の手内職をしたことを思い出す。

1ダースで0.5円ぐらいだったかなぁ・・・・?

   香川のてぶくろ資料館

  手袋産業120年を記念して2008年につくられた

  「香川のてぶくろ資料館(香川県東かがわ市湊1810-1)」には、

  手袋に関するさまざまな資料が揃っています。
  プロ野球選手やサッカー元日本代表ゴールキーパー、

  世界的に有名なゴルファーや

  オリンピック銀メダルを獲得したフェンシング選手など、

  多くの有名選手の手袋を展示しています。

  ほかにも資料価値の高い昭和5年に製造された

  ファッショナブルな手袋や特殊な手袋、高額の手袋など、

  思わず見入ってしまう手袋のほか、

  手袋産業に多大な功績を遺した先人たちの貴重な資料も展示しています。

 

 

午前中は卓球の練習。