王 績(おう せき、585年 - 644年)

  中国・唐の詩人。字は無功。

  絳州竜門県(現在の山西省運城市河津市)の出身。

 

  隋の大業の末年に秘書正字になったが、

  堅苦しい生活に耐えきれず、揚州六合県の次官に転じた。

  しかし、この地方官も、

  酒好きで奔放な彼には窮屈であったらしく、

  竜門に帰っている。

 

  唐になって門下省の待詔に召されたのも、

  役所から配給される酒が目あてだった。

 

  晩年は「老荘(老子と荘子)」を好み、

  酒屋に何日も泊まりこむことがあったという。

 

     野望(やぼう)  

 

  漢文

    東皐薄暮望

    徙倚欲何依

    樹樹皆秋色

    山山惟落暉

    牧人驅犢返

    獵馬帶禽歸

    相顧無相識

    長歌懐采薇

 

  書き下し文

    東皐(とうこう)薄暮(はくぼ)に望(のぞ)

 

    徙倚(しい)して何(いず)くにか依(よ)らんと欲する

 

    樹樹(じゆじゆ)(みな)秋色(しゆうしよく)

    山山(さんさん)(た)だ落暉(らつき)

 

    牧人(ぼくじん)(とく)を駆(か)って返り

    猟馬(りようば)(きん)を帯(お)びて帰る

 

    相顧(あいかえり)みるに相識(そうしき)無し 

 

    長歌(ちようか)して采薇(さいび)を懐(おも)

 

  現代語訳

    東の丘に立ち、夕暮れの野をながめやる。

 

    あたりをさまよったとて、

     どこに身を寄せるところがあろう。

 

    木々はすべて秋の色となり、

     山々は、落日に赤々と染められている。

 

    牧夫が、子牛を駆り立てて戻って来た。

     狩人も、獲物を馬にくくりつけて帰ってくる。

 

    こうして家路を急ぐ人々をながめまわしても、

     見知らぬ人ばかり。

 

    声を長くひいて歌い、昔、

     首陽山で薇(わらび)をとった人をしのぶ。

 

  鑑賞

    この詩は、世の人と生き方を異にする

    人間の寂しさをうたっている。

    隋から唐へと歴史の歯車は大きく動くが、

    それはとりもなおさず混乱の時期であった。

 

    最初の二句と最後の二句が隠逸(世俗をのがれ隠れること)

    その間の四句が自然(野を望む)、

    という構成になっている。

 

 

2026年3月24日

公淵公園の標準木は開花していた。

 

午前中の散歩は南の山道コースに!

 

午後はS医院へリハビリに!

 

S医院にアキレス腱断裂で入院中のA君の孫娘が、

6チャンネルのイブニングニュース(18:15~)の、

 

  ”大学生ビキニフィットネスで世界一へ!”

 

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