花茣蓙やいたこに渡す皺の札

鑑賞: 口寄せともいうイタコは死者の声を伝える職業だ。
 
    どうしても死者に会いたいとき、
    声を聞きたいときに人はイタコを訪れる。
 
    花茣蓙に坐っているのはイタコとその客の両方だ。
 
    亡くなった人にどうしても聞いてみたいことって
    あるような無いような。
 
    もう絶対聞けないってのが科学的常識だから
    そんなことはハナから諦めるんだろうな、ふつうは。
 
    真実は墓場までもっていくと公言して
    そのとおり沈黙したまま亡くなった
    政治家や右翼の大物がいた。
 
    永久に明るみに出ない国家間の密約など
    政治の大悪事がゴマンとあるような気がする。
 
    そんなのも当人を呼び出して聞いてみたい。
    死者を呼び出すにも金がいる。
    地獄の沙汰も金次第というが、
    イタコにも生活がある。
      『平成名句大鑑』(2013)所載。
        (今井 聖)
 
ピンの札では句にはならないだろう!
 
一度は恐山(青森県)を訪ねたいと思っている。
 
中学生だった息子二人を残して、
逝った妻(行年38才)はさぞ心残りだっただろう・・・!
 
しかし口寄せは絶対頼まない。
きっと色々怒られるから・・・・!!
 
2024年7月18日
本日、東京在住の従弟のS・H君(7月13日:享年63才)の
お別れ会に高松の妹が参列してくれる。
私のFacebookへの投稿(6月20日)にナイスをしてくれていた。
彼の最終投稿は7月6日(野に咲く薔薇のように)
火の見櫓、花の画像のようです
ご冥福をお祈りします!
 
午前中は卓球の練習。