木に登る少年は老い夏木立

  鑑賞: 広い木陰をつくり、群れ立っている夏の木々。
 
      葉が茂っているので下からは姿がよく見えないのだが、
      その一本に少年が登っている。
 
      なんだか、このまま彼が下りてこないような
      感じを受けたのだろう。
 
      木の上では猛烈なはやさで時間が過ぎていて、
      登った少年もあっという間に年をとってしまう……。
      という、夏の真昼時の幻想だ。
 
      この句に出会って、
      もうずいぶんと木に登ってないなと思った。
 
      少年時代には、退屈すると登った。
      適当な枝に腰掛けて脚をぶらぶらさせ、
      青葉のかげから遠くを見ていた。
      たまに下を通る人がいると、何故だか知らないが、
      気がつかれないように身を小さくしたものだった。
 
      柿の木は折れやすいので登ってはいけないと知りながらも、
      おっかなびっくり登るスリルも楽しんだ。
      本当に、枝といっしょに落っこっちゃった
      不運な友もいたけれど……。
 
      木の上に暮らしていたハックルベリー・フィンじゃないが、
      あそこには地上とは別の魅力的な世界がある。
 
      地面からほんのわずか浮き上がっただけなのに、
      子供でも(子供だからか)人生観が変わったような気にすらなる。
 
      私などもはや木に登ることもあるまいが、
      いま登ったとしたならば、
      たまさか通りかかった誰かは、
      どんな句に仕立ててくれるだろうか。
 
      ま、その前に、おせっかいな誰かが飛んでくるのだろう。
      そういえば、
      どなたか俳句の「モデル」になったことはありますか。
         『玩具帳』(2000)所収。
           (清水哲男)
 
老人が木に登っているのを見つけたら・・・・、
何と詠むだろうか?
 「木に登る老人眩し夏木立」
いつまでも元気な爺でいたいものだ!!
 
2024年6月26日
午前中は集会場で”さんさん会”!
 
町が主催する老人健康増進講座(第4水曜日)である。
6月は歯科衛生の話らしい。
(歯無しの私が聞いても仕方が無いのだが・・・)
4月・5月と2カ月続けて自己都合で休んだので、
忘れられないように参加しないとなぁ・・・!
 
午後はゴルフの練習。
 
夜はお家カラオケを!
 
明日の午後 ”カラオケみっちゃん” を開店する予定である。
集会場のカラオケメンバーが集まるので、
私も歌う3曲を練習するつもりだ!
 
追伸
  弟からヤマモモをもらっていたので、
  ジャムを作るつもりだ。ヤマモモ700g!!
   やまももは水で洗い、水気を拭き取っておく。
  • やまもも (250g)25個
  • 水 (ゆでる用)適量
  • グラニュー糖100g
  • レモン汁大さじ1

  1.鍋にやまももを入れ、かぶる程度の水を注ぎ、中火にかける。

  2.沸騰して5分ほど煮て、やまももが柔らかくなったら、

    火から下ろし、湯切りをする。

  3.ザルで濾して、種を取り除く。

  4.鍋に3、グラニュー糖、レモン汁を入れ、弱火にかけ、

    木べらで混ぜながら、2/3ほどの量になるまで20分ほど煮て、

    火から下ろす。

 

ゴルフ練習の帰りにグラニュー糖を買うつもりだ。