言語記号は物と名前を結びつけるのではなく、

  概念と聴覚映像を結びつける。

 

  フェルディナン・ド・ソシュール

    スイスの言語学者、記号学者、哲学者。

    「近代言語学の父」といわれている。

 

    ソシュールは幼くも

    ドイツ語、英語、ラテン語、ギリシア語を習得した。

    当時のスイスの高名な言語学者であった

    アドルフ・ピクテに知り合うと彼に傾倒し、

    自分の知っている言語間の相互関係を明らかにしようとした。

    そして14歳のときに、

    「ギリシア語、ラテン語、

     ドイツ語の単語を少数の語根に集約するための試論」

     を書いた

 

    ソシュールは、言語を考察するに当たって、

    通時言語学/共時言語学、ラング/パロール、

    シニフィアン/シニフィエなどの二分法的な概念を用いた。

 

    通時言語学と共時言語学

      ソシュールは、言語学を通時言語学と共時言語各に二分した。

      従来の比較言語学のように、

      言語の歴史的側面を扱うのが「通時言語学」である。

      それに対して、言語の共時的(非歴史的、静態的)な

      構造を扱うのが「共時言語学」である。

 

    ラングとパロール

      共時言語学(記号論)においては、

      言語の社会的側面

      (ラング。語彙や文法など、

        社会に共有される言語上の約束事。コード)と

      言語の個人的側面

      (パロール、「今日は暑い」とか

       「私は完璧に血抜きされた魚の刺身を食べたい」や

       「どこでもドアが欲しい」などといった

        個人的な言語の運用。メッセージ)に二分し、

      「ラング」を共時言語学の対象とした。

 

    シーニュ、シニフィアンとシニフィエ

      言語(ラング)は記号(シーニュ)の体系であるとした。

      ソシュールによれば、

      記号は、

      シニフィアン

      (たとえば、日本語の「イ・ヌ」という音の連鎖など)と

      シニフィエ

      (たとえば、「イヌ」という音の表す言葉の概念)

      が表裏一体となって結びついたものである。

 

      そして、このシニフィアンとシニフィエの結びつきは、

      恣意的なものである。

      つまり、

      「イヌ」という概念は、

       "Dog"(英語)というシニフィアンと結びついても、

       "Chien"(フランス語)というシニフィアンと結びついても、

      どちらでもよいということである。

 

    二重分節

      音韻においても、概念においても、

      差異だけが意味を持ち、

      その言語独特の区切り方を行っていると主張する。

 

      まず、音韻について言えば、

      たとえば日本語では、五十音で音を区切っている。

 

      一方、音韻だけではなく、

      概念も言語によって区切られている。

      たとえば、「イヌ」という言葉の概念は、

      「イヌ」以外のすべての概念

       (ネコ、ネズミ、太陽、工場、川、地球……)

      との差異で存立している。

 

      人間は、

      「現実世界の認識の体系」と「言葉を構成する音の体系」

      という二つの体系を"分節"によって作りあげているのである。

      これを二重分節という。

 

    ランカージュ

      このように音韻や概念を分節し、

      言語を運用する人間の能力をランガージュと呼んだ。

      ランガージュを持つことによって、

      人間は「今日は暑い」とか「鰻が食べたい」といった

      個人的な言語を運用(パロール)

      することができるようになるのである。

      ソシュールは、

      「ランガージュは、人類を他の動物から弁別する印であり、

       人間学的あるいは社会学的といってもよい性格を持つ能力である」

      と述べている。

 

静岡の長男の初孫衣伽ちゃんは1歳8ヶ月になった。

毎日のように写真と動画をアップしてくれるので、

離れていてもその成長ぶりを目の当たりにできる。

まだ話すことは出来ないが、

衣伽ちゃん今確かに聴覚映像と言葉をひっつけようとしている。

 

もう直ぐ「みっちゃんじいちゃん」と呼んでくれるだろう!!

 

2024年4月26日

昨日は花壇の草抜きをして、

ダイアンサス(195円X12鉢2340円)と

プチホイップ(327円X4鉢1308円)を植えた。

 

 

今朝も体調は問題なし!(コロナには感染していなようだ?)

 

明日、大連から帰国する妻を広島空港(13:20着)に、そのまま

東京から帰省する息子を高松空港(15:40着)へ迎えに行けるだろう!!

広島空港までは片道2時間ぐらいなので、

大連便が遅れなければ大丈夫だと思っている。

 

昨日ネットで注文した榊の木5鉢が届いている。

午前中はそれを川沿いの雑種地に植えてから、

27日の夕食用の買い出しをする予定である。

 

午後は二人に人気がある定番料理の

”ゴーヤとスルメ酢の物・ゼンマイのキンピラ”と、

昨日K君が持って来てくれたタケノコを湯がいているので、

”タケノコと絹さや・人参の炊き合わせ”

を作って置くつもりだ。

 

明日のメインはステーキを予定している。

以降のメニューは二人の要望を聞いてから・・・・!

今年の連休は忙しくなりそうである。ヤレヤレ!