荒魂の陽の海に入る雪解川
鑑賞: 大きなスケールの句です。
春の太陽と海、そこに注ぐ雪解けの川。
ますらをぶりの句です。
「荒魂の」は枕詞で、「年・日・春」にかかります。
掲句では「陽」にかかり、
また、句全体である春の景にもかかっているでしょう。
枕詞は、音楽でいえばイントロのような働きがあり、
絵画でいえば、色や形のイメージを
あらかじめ想起させるような働きがあります。
万葉集の長歌で使われる場合、
とくに人麻呂の長歌には
朗唱性に弾みをつける働きもありました。
掲句では、この三つの要素に加えて、
意味性も考えら れます。つまり、
「陽」も「海」も「荒魂」であるという意味です。
「陽」は、四方八方に乱反射し、
「海」は、うねり寄せ返す荒くれ者です。
春になって日脚が伸び、
海のうねりには輝きが交錯し、
海中の生きものたちも活気を帯びてきます。
山に積もっていた雪は、
解け出して雪解川となり
荒魂の陽の海に入ります。
太陽の光と熱が冬を解かして
春を弾かせています。spring!
『山の木』(1975)所収。
(小笠原高志)
広辞苑で調べると
あらたま・の【新玉の・荒玉の】
『枕』
「年」「月」「日」「夜」「春」にかかる。
「あらたまの年」は新年の意で「新年」。
とあった。
「荒魂の」は「陽」と「海」の『枕』に・・・・、
なるほど!!
2024年2月18日
昨日大連に戻った妻の会社は出勤日(春節の休日振替)で、
職場の人とお寺に初詣(安全祈願)をするのが通例のようである。
新入社員として配属された阿南発電所でも1月4日は仕事はせず、
津乃峰神社に初詣をしてそのまま解散になっていた。
(現業事業所では年始の安全祈願は重要な会社行事だった)
少々疲れ気味なので午前中はゆっくり過ごそう。
今年8月に還暦以来の2度目となる
中学校の合同同窓会(11クラス)を計画している。
還暦の時の世話人反省会で次回(5年後)の発起人に
私が指名されていたらしい。
(酔っていて全く記憶にないが・・・・!)
古希も過ぎて、大分遅くなってしまったが、
やっと発起人の役割を果し、
各クラスに2,3名の出席を依頼している。
13時から発起人の一人であるT君のA幼稚園で、
世話人が集まって最初の打ち合せをする。
あれから12年、
髪の毛も大分薄くなっているだろうな・・・?