日本人はおそらく、

無数の象形文字(漢字)をものにしている。

・・・・それと同時に、

カタカナ、平仮名などアルファベット系の

文字も存在している。・・・・

(彼らは)少しもためらわずに、

象形文字の絵画と、いくつかのまったく違う

アルファベット系の文字とを

モンタージュするのである。

 

 

  セルゲイ・エイゼンシュテイン

    ロシア帝国領のリガに生まれた、ソビエト連邦の映画監督。

 

    モンタージュ理論を確立し自ら実行した人物で、

    ソビエト連邦の映画の発展及び映画史において

    極めて重要な人物の1人とされている。

    最も有名な映画作品は1925年の『戦艦ポチョムキン』である。

 

    モンタージュ理論が確立されたのは

    エイゼンシュテインが一時期、

    日本人教師に漢字を習っていたからだという。

 

    漢字という象形文字の持つ抽象的な概念を

    描写的デザインに表現しているという基本コンセプトから、

    「身」と「美」で「躾」に、

    「口」と「鳥」で「鳴」になるなど、

    全く別の意味になるということに興味を持ったという。

 

    このコンセプトを基にモンタージュ理論を開発したという。

 

      モンタージュ(montage)

        映画用語で、視点の異なる複数のカットを

        組み合わせて用いる技法のこと。

        元々はフランス語で「(機械の)組み立て」という意味。

        映像編集の基礎であるため、

        編集と同義で使われることも多い。

 

    エイゼンシュテイン・モンタージュは、

    当時流行し始めたソシュールの構造主義の影響を受け、

    台本の言語的要素を映像に置き換えて編集していく手法であり、

    エイゼンシュテインの映画『戦艦ポチョムキン』の

    「オデッサの階段」がその典型とされる。

 

    その後、エイゼンシュテイン・モンタージュは、

    共産主義におけるエンゲルスの質的弁証法の応用として、

    ソ連およびフランスにおいて支持され、

    同様に、日本の映画業界においても、

    映画編集理論の主流とされた。

 

    たとえば、

    小津安二郎は代表作『東京物語』において

    別撮りのカット・バックを多用している。

    バンクを用いる日本のアニメもこの系統に属する。

    

  上記の言葉の意味は・・・

 

    漢字は「日」と「月」を組み合わせて「明」

    という字(異なる意味)が生まれる。

    これは絵画であり象形文字のモンタージュである。

    一方平仮名やカタカナはアルファベットに近く、

    つまり文字としての記号に近い。

    画像(絵画)と字幕(文字)の組み合わせ。

    確かにこれはサイレント映画である。

 

  こうして考えてみれば、

  モンタージュという観点で映像をまなぶこともできるし、

  我々の文化も顧みることができる。

 

なるほど、

漢字・平仮名・カタカナと三つの文字を

モンタージュしてブログを書いている私も、

腕利きの編集マンといえるのかも・・・・?

 

 

2024年1月16日

午前中はヨーガ教室。

 

午後は12週間ぶりの定期診察。

気になっているのは血糖値である。

 

先生に糖尿病の予備軍状態と言われたので、

食後に30分間運動(ウオークマシーン・エアロバイク)

をするようにして、

 

  月平均体重が 10月:77.7kg

         11月:77.6kg

         12月:76.7kg

と順調にダイエットに成功していた。

 

しかし年末年始の食べ過ぎ飲み過ぎで増量コースに!

 

元日からの2週間の平均体重は77.5kg(最大78.4kg)

と完全にリバウンドしている。

 

昨夜は晩酌を控えて(焼酎湯割1杯に)みたが・・・、

効果の程は分らない!

 

まぁ、妻が大連から春節で帰国(2月6日)するまでに、

最低1kgの減量をしないとなぁ・・・!