同じ月見てゐる亀と兎かな
鑑賞: 水曜日の夜の月は、
兎の耳だけをのぞかせて
いよいよふっくらとして来た
十日の月だった。
この句の月は仲秋のくっきりとした名月、
今年は十二日の月曜日が
十五夜で満月でもある。
四季折々友人と、いい月が出ています、
というメールをやりとりすることがある。
それが今別れたばかりの人でも、
しばらく会っていない人でも、
同じ月を見ているという、
その時のほんのりとした距離感は変わらない。
ウサギとカメ、
といえば寓話の世界では手堅く努力したカメが
隙だらけのウサギに勝つわけだが、
そんなウサギは月でちゃっかり餅など搗いている。
亀と兎の絶妙の組み合わせが、
同じ月を見ている時の距離感と感覚を思わせ、
誰も彼も月をただただ見てしまうのだ。
『花源』(2011)所収。
(今井肖子)
今年の十五夜は21日(火)である。
お盆の団子の粉が残っているので、
月見団子を作って、仲秋の名月を愛でるつもりだ。
2021年9月19日
9.19 いけんの日(平和への思いを忘れない日)
2015年9月19日、
参議院本会議で安全保障関連法案が賛成多数で可決。
自衛隊の海外での武力行使につながる法案の内容は
憲法違反ではないかとの声がある中での採決に
「この法律は日本の未来にとって
大きな転換点になると思われることから、
忘れないように記念日として伝えていけないか」
との声を受け、
審議を重ねた末に「9.19いけんの日」と選定。
「いけんの日」の「いけん」は、
法案を「違憲」とする声が多数あること、
一人ひとりが自分の「意見」を持つことの大切さ、
そして、法案に賛成の人も反対の人も
自分の考えとは異なる「異見」を聞くことの
意義などを表現している。
「いけん」・・・「違憲」、「意見」、「異見」
これだから日本語は面白い。
朝一番に小川下池の水路の草刈り作業を、
役員4人(今年から私も水守になった)で行う。
毎年ハミ(マムシの別名)がいるので、
長靴を履いて来るように言われている。
恐ろしや・・・・・!!
卓球仲間のH氏の一句
「蛇カエル 逃げろと願う 草刈り機」
彼の優しさが現れた句である。ナイス!
しかし、さすがにH氏もハミにはこんな優しい言葉は
発せないだろうなぁ?