一筋の湯の町沈め星月夜

  鑑賞: 星月夜、ほしづきよ、ほしづくよとも。
 
       月はなく、
       満天の星が月夜のように明るい秋の夜、
       月が主役となる前の今頃からか。
 
        〈遠きものはつきり遠し星月夜  広瀬ひろし〉
       とも詠まれているが、
       月夜より澄んだ空気感がある。
 
       掲句は、昭和36年、箱根の大平台温泉にて
       星野立子を囲んだ句会での一句である。
 
       その頃、祖母つる女も含め私達一家は、
       箱根の入り口の風祭(かざまつり)という、
       今思えば風情ある名前の町に住んでいた。
 
       当時は、
       万屋(よろずや)が一軒あるだけの山里であったが、
       星空、とりわけ濃く流れる銀河が忘れがたいのは、
       私の場合五十年近く前だからか。
 
       小学生の頃初めてプラネタリウムに行った時、
       たいしたことないなあ、と思ったのも忘れがたい。
 
       大平台温泉は、
       国道1号線から分かれる道沿いに小じんまりと宿が並ぶ。
       その日の第二句会の締め切りは午後八時。
 
       登山電車を降り、
       立子一行が待つ宿に向かう作者に、
       峡(かい)の空から星が降る。
       星月夜、という季題を得てさらりと生まれた一句と思う、
       しんとした夜気が感じられる。
 
       「沈む」ではなく「沈め」として軽く切れ、
       星月夜に焦点がしぼられる、
       考えてそうしたわけではないと思うが。
       今日八月十九日は、奇しくもつる女の祥月命日、
       一昨年十三回忌を修した。
 
       偶然ながら8.19,「はいく」の日。
       2006.8.19が土曜日なのも何かの縁かと句集を読み返し、
       今までに例句の少ない季題を選んでみた。
 
       今や都会ではまず出会えないということもあるけれど、
       美しさゆえ、句になりづらい季題のひとつと思う。
          『花野』(1974)所収。
            (今井肖子)
 
今朝、新聞を取りに行くと朝焼けと丸い大きな月(月齢:16.5)が・・・・!
 
星月夜というのは新月(月齢:0)の時かなぁ・・・?
9月7日が朔、旧八朔である。
星月夜を見てみたい・・・起きていたら・・・!!
 
2021年8月26日
8月25日のメダル
  銀メダル 1個
    競泳女子100m背泳ぎ ・・・・・ 山田美幸
     (運動機能障害S2)
 
  銅メダル 1個
    競泳男子50m平泳ぎ ・・・・・・ 鈴木孝幸
     (運動機能障害SB3)
 
  累計 金  0   銀  1   銅  1   計 2
 
ガンバレ日本!!
 
午前中は卓球の練習に。