吸血鬼
民話や伝説などに登場する存在で、
生命の根源とも言われる血を吸い、
栄養源とする蘇った死人または不死の存在。
その存在や力には実態が無いとされる。
伝承の吸血鬼
一度死んだ人間が蘇ったもの、
生きているもの、幽霊のように実体が無いもの、
魔女や悪魔、精霊や妖怪などの人間ではない存在、
狼男、変身能力を持った人間、
吸血動物、睡眠時遊行症者が該当する。
古くから血液は生命の根源であると考えられており、
死者が血を渇望するという考えも古くから存在する。
例えばアステカでは人間の心臓と血液を捧げる血の儀式があり、
キリスト教では血が神聖視され、
古代ギリシアの叙事詩『オデュッセイア』では、
オデュッセウスが降霊の儀式を行う際に
生け贄の子羊の新鮮な血を用いるくだりがある。
このようなイメージが吸血鬼を生み出したと考えられる。
吸血鬼伝承の形態は、
全ての民間伝承がそうであるように地域や時代によって一定しないが、
一度は葬られた死者が、ある程度の肉体性を持って活動し、
人間・家畜・家屋などに害悪を与えるという点では、
おおむね一致している。
吸血鬼の姿
ぶよぶよした血の塊のようなものであるか、
もしくは生前のままであるとされることが多い。
両者とも、一定の期間を経れば完全な人間になるとされることもある。
また、様々な姿に変身することが出来るとされる。
吸血鬼は、虫に変身する、ネズミに変身する、
霧に変身するなどの手段を用いて
棺の隙間や小さな穴から抜け出し、
真夜中から夜明けまでの間に活動するものとされた。
また、地域によって異なるが、
特定の月齢や曜日、キリスト教の祭日などの日には
活動できないとされる場合が多い。
吸血する際は、長い牙が出現するとされている。
また、最近では、獲物である人間を惹きつけるために、
美しい容姿を持つとされることが多い。
吸血鬼となる理由
死者が吸血鬼となる場合は、
生前に犯罪を犯した、神や信仰に反する行為をした、
惨殺された、事故死した、自殺した、葬儀に不備があった、
何らかの悔いを現世に残している、などの例が挙げられる。
また、これらの理由以外にも、
まったく不可解な理由によって吸血鬼になることもあり、
東ヨーロッパでは葬られる前の死体を
猫がまたぐと吸血鬼になるとされた。
そのため吸血鬼の存在が強く信じられた地域では、
墓に大量の黍を捲く、にんにくを置く、茨を置く、
一定期間墓の周りで火を焚き続ける、
などの予防措置がほぼ全ての死者に対して行われた。
吸血鬼がその活動によって与える害悪としては、
眼を見る・名前を呼ぶ・何らかの方法により
血や生気を吸うなどの手段により人を殺す、
家畜を殺したり病気にする、家屋を揺さぶる、
生前の妻と同衾し子供を産ませるなどの例がある。
近年では、
吸血鬼に生き血を吸われた人間や、
吸血鬼に殺された人間が吸血鬼になるとされることも多い。
ヨーロッパの伝承
ドイツでは胞衣を纏ったまま生まれた者は
死後ナハツェーラーと成ると言われる
ヨーロッパにおいて吸血鬼伝承の多くが残る地域は
バルカン半島のスラヴ人地域であるが、
伝承そのものは、ほぼヨーロッパ全土に存在し、
東はアナトリア半島・カフカス・ヴォルガ川沿岸地域にまで
確認することが出来る。
古代ギリシア語のラミアーは、
ラテン語に入ってから女吸血鬼全般を意味するようにもなった。
またロシアではウプイリという、
人間の顔をした巨大コウモリ(美男や美女に変身できる)が
伝承されている。
スラブの人々は4世紀ごろには既に吸血鬼の存在を信じていた。
スラヴの民話によると、
吸血鬼は血を飲み、
銀を恐れる(ただし銀によって殺すことはできない)とされた。
また首を切断して死体の足の間に置いたり、
心臓に杭を打ち付けることで
吸血鬼を殺すことができると考えられていた。
現在の吸血鬼に対する考え方は
古代ルーマニアから続いているものである。
古代ルーマニアは古来からの宗教や文化が、
キリスト教やスラヴ民族と混ざりあう過程を経験した。
異なる宗教と文化における矛盾、
外からの人々の流入により新たな疫病が持ち込まれ
不可思議な死が増加したことに対する答えとして
吸血鬼伝承が生まれたと考えられている。
この民話では吸血鬼によって殺された者は
吸血鬼として復活することになっており、
何らかの手段で殺されるまで新たな吸血鬼を増殖させることになる。
この段階では吸血鬼は知性のない
動物のような悪魔として扱われている。
カトリック教会地域における吸血鬼伝承は
12世紀ごろから急激に消滅し、
それ以降「夜間活動する死者」の伝承は、
肉体性をまったく持たないもの、
すなわち日本語で言う幽霊のようなものへと変化している。
また、東ヨーロッパやバルカン半島においては、
エンプーサ、モルモー、ヴルコラク、ストリゴイ、ヴコドラク、クドラクなど
様々な吸血鬼伝承が存在している。
ルーマニアで最も一般的な吸血鬼は
ストリゴイ(自殺者、犯罪者、魔女、吸血鬼に殺された者、
七番目の息子、猫に飛び越えられた死体、
片思いの末に結婚出来ずに死んだ者が成る)である。
私生児の親から生まれた私生児が死後成ると言われており、
またブルガリアではウボウル・ヴァピール・ヴルコラク、
ポーランドではウピオル、ロシアではウピルが知られている。
吸血鬼退治
吸血鬼の存在を信じていた人々にとっては
現実に差し迫った脅威であり、
とくに農村部などにおいては、
不可解な事件が発生した際に、
多くの吸血鬼退治が現実に行なわれた。
この吸血鬼退治は、
ごくわずかではあるが20世紀になってからも
行なわれたことが資料によって確認されている。
具体的な退治方法としては、
首を切り落とす、心臓に杭を打つ、死体を燃やす、
銀の弾丸もしくは呪文を刻んだ弾丸で撃つ、
などの方法が挙げられる。
また、葬儀をやり直す、死体を聖水やワインで洗う、
呪文などを用いて壜や水差しに封じ込める、
などの死体を損壊しない方法がとられることもあった。
吸血鬼退治は、
聖俗の両権力から不当に死体を損壊する
不道徳な行為であると考えられていたらしく、
吸血鬼退治に関する禁令が出ることもしばしばであり、
少なくとも近世以降は、
吸血鬼という概念は知識階層にはあまり
真に受けられるものではなくなっていたことが窺える。
ただし農村部などでは、
農民の反発を恐れた地方領主や役人が吸血鬼退治を
看過することはとくに珍しいことではなく、
禁令はたいていの場合無視されていた。
狼男については以降に!!
2020年9月16日
昨日の夕食は久しぶりに賑やかに、美味しく頂いた。
夕食後は私と妹夫婦でカラオケ大会で盛り上がった。
来月は、長野の弟夫婦や妹の友人達と・・・!!
その時まで静岡の息子が送ってくれた日本酒2本(冷酒が美味い)、
磯自慢と五橋は冷蔵庫の野菜室で保存しておこう。
午前中は散歩に。
起用が固まった菅義偉新内閣の顔ぶれを見ると・・・・、
デジタル相に平井氏(香川1区)の名前があった。
以前の閣僚でUSBが分からない人がいたが・・・、
議会中に携帯電話でゲーム?などしないで成果を上げて欲しい!!
全体としては・・・・・????
