太陽の旅 その一
天空とドゥアトを通るラーの移動は
エジプトの原資料では十分に語られていないが、
『アムドゥアト』『門の書』『洞窟の書』といった葬礼文書が
一連の寸描で旅の半分にあたる夜間について物語っている。
この旅は、ラーの性質と全ての生命維持にとって重要である。
天空を横切って移動する際、
ラーは大地に光をもたらし、そこに生きる全てのものを維持している。
彼は正午に力のピークに達し、
その後は日没に向かって動くにつれて年を取って弱くなる。
夕方にラーは世界で最も古い創造神であるアトゥムの形状になる。
エジプト初期の文書によると、
彼は日の出で平らげた他の全ての神々を一日の終わりに吐き出す。
ここでその神々は星として現れ、
同物語はなぜ星が夜に見えるのに日中は見えなくなるのかを説明している。
日没でラーは、西のアケト(akhet)という地平線を通過する。
この地平線はドゥアトに通じる門または扉として説明されることもある。
他の文書で、
天空の女神ヌトは太陽の神を飲み込むと言われているので、
ドゥアトを通るラーの旅は彼女の体内を通る旅に例えられる。
祭礼文書では、
ドゥアトとその中にいる神々は緻密かつ詳細に、
そして広範囲に変化するイメージで描かれている。
これらのイメージはドゥアトの素晴らしくも謎めいた性質を象徴しており、
そこでは神と死者の両方が創造の原初の力と
接触することで新たに生を受ける。
実際のところ、
エジプトのテキストはそれを明示的に語らないようにしているが、
ラーがドゥアトの中に入ることは彼の死と見られている。
旅の描写には特定のテーマが繰り返し描かれる。
ラーはマアトを維持するのに必要な努力を行う代表者として、
彼の道中で多くの障害を克服する。
マアト
エジプトの信仰における宇宙の基本的な秩序を指すものである。
世界の創造で確立されたマアトは、
世界とそれ以前より取り巻いていた混沌とを区分している。
マアトは人間の正しい行いと
自然の力の正常な機能の両方を網羅しており、
その両方が生命と幸福を可能にしている。
神々の行動が自然の力を支配し、
神話がそれらの行動を表現するので、
エジプト神話は世界の適正な機能と
生命そのものの営みを表すものである。
最大の試練は、無秩序な破壊の側面を司る蛇神で、
太陽神を滅ぼして創造を混沌に陥れると脅すアペプとの対決である。
アペプ
エジプト神話における悪の化身。
闇と混沌を象徴し、その姿は、主に大蛇として描かれる。
蛇は、古代エジプト人にとって身近で畏怖される存在であった。
太陽の運行を邪魔するのでラーの最大の敵とされる。
アペプは、世界が誕生する前のヌンに象徴される
原始の水の中から生まれた。
世界の秩序が定まる前に生まれたので
秩序を破壊しようとすると考えられた。
あるいは、もとは、太陽神としての役割を担っていたが、
それをラーに奪われたため彼を非常に憎み、
敵対するようになった。
ここからラーの乗る太陽の船の運航を邪魔し、
日食を起こすと考えられた。
冥界に捕えられており、ここを死者の魂が通ると襲う。
死者の書は、アペプから身を守る方法が描かれているとされた。
またラーの乗る太陽の船が通過する時、
セトが船を守りアペプを打ち倒すため天敵といわれている。
しかし時代が下ると、
その邪悪さのためにセトと同一視された。
セト
エジプト神話における戦争の神。
ヘリオポリス九柱神に数えられる。
大地の神ゲブを父に、天空の女神ヌトを母に持つ。
二柱の間に生まれた四柱の神々の次兄もしくは三兄であり、
冥界の神オシリスを兄に、
豊穣の女神イシスを姉もしくは妹、
葬祭の女神ネフティスを妹に持つ。
オシリスとイシスの伝説において、
兄オシリスを殺害し「兄殺し」の汚名を受け、
オシリスとイシスとの間に出来た息子ホルスと
王位を巡って争い敗れたためにセトは嫌われ者の神となり、
悪神として捉えられた。
太陽神ラーの航海では邪悪な大蛇アペプから
ラーを守ることが出来る唯一の神とされ、讃えられた。
多くのテキストで、
ラーは一緒に旅をする他の神々の助けを借りて
これらの障害を克服しており、
彼らはラーの権威を支持するのに必要な様々な力を備えている。
ラーはまた自身の航路でドゥアトに光をもたらし、
そこに住んでいる祝福を受けた死者に活力を与える。
対照的に、
マアトを傷つけた人々は彼の敵として苦痛を与えられ、
暗い穴や火の湖に投げ込まれる。
旅の鍵となる出来事は、ラーとオシリスの出会いである。
以降は太陽の旅 その二で!!
2020年6月28日
パフェの日
1950年、巨人の藤本英雄が日本プロ野球史上初の
パーフェクトゲーム(完全試合)を達成したことにちなみ、
「パフェ(parfait)」がフランス語で「完全な(パーフェクト)」
という意味であることから。
ちなみに、6と28という数字は共に完全数である。
完全数
自分自身を除く正の約数の
和に等しくなる自然数のことである。
完全数の最初の3個は
6 (= 1 + 2 + 3)、
28 (= 1 + 2 + 4 + 7 + 14)、
496 (= 1 + 2 + 4 + 8 + 16 + 31 + 62 + 124 + 248)
である。
「完全数」は「万物は数なり」と考えたピタゴラスが
名付けた数の一つであることに由来するが、
彼がなぜ「完全」と考えたのかについては
何も書き残されていないようである。
完全数・・・それが何んな・・・?
余談
パフェは、背の高いグラスに、
アイスクリーム、フルーツを主体として、
その他の甘い具を加えたデザート。
「完全な(デザート)」という意味とされる。
昨夜は九州では大雨になったようだが、
ここらでは大したことなかったようだ!
家の側の川の水量で雨量がわかる。
今日も午前中は散歩に!!
昨日稲荷寿司を8個作っている。
(ご飯1.5合にちらし寿司の素1袋・味付け揚げ1袋を使用)
昼食はナスの味噌汁を作って稲荷寿司定食を!!
ダイエットのため4個で我慢しないと・・・・・?