七くさや袴の紐の片むすび
鑑賞: 一般に元旦から今日までが松の内。
例外もあって、十五日までという地方もある。
人日とも言う。
七草とは、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。
これら七種を粥にして食べれば万病を除く、
とされるこの風習は平安朝に始まったという。
蕪村の時代、ふだんは袴などはいたことのない男が、
事改まって袴を着用したが、
慣れないことと緊張とであわてて片結びにしてしまったらしい。
結びなおす余裕もあらばこそ、
そのまま七草の膳につかざるを得なかったのであろう。
周囲の失笑を買ったとしても、正月のめでたさゆえに赦されたであろう。
七草の祝膳・袴姿・片むすび――ほほえましい情景であり、
蕪村らしいなごやかさがただよう句である。
七草のことは知っていても、雪国の田舎育ちの私などは、
きちんとした七草の祝膳はいまだに経験したことがない。
ボリュームのある雑煮餅で結構。
もともと雪国の正月に七草など入手できるわけがない。
三ケ日の朝食に飽きもせず雑煮餅を食べて過ごしたあと、
さすがにしばし餅を休み、「七日正月」とか何とか言って、
余りものの大根や葱、豆腐、油揚、塩引きなどをぶちこんだ雑煮餅を食べる、
そんな〈七草〉だった。
江戸時代に七草を詠んだ句は多いと言われるけれど、
蕪村が七草を詠んだ句は、この一句しか私は知らない。
志太野坡の句に「七草や粧ひかけて切刻み」がある。
『与謝蕪村集』(1979)所収。(八木忠栄)
我が家も昨日は七草をそろえられず、
余りものの野菜で粥を作って食べた。
昼も残った粥になった。
お茶碗一杯分の冷や飯で、
丼二杯の量に増える粥はダイエットにピッタリだ!
旅館などで浴衣を着る時ぐらいしか帯と縁がないので。
片結びのイメージがわからない。
まぁ、格好は良くないのだろうけど・・・・?
2020年1月8日
今日は注連縄を取り外して、
氏神さんである氷上八幡に持って行くつもりだ。
合わせて昨年のお札(氷上八幡・天照大神)や交通安全のお守りも収める。
それを神社のどんど焼きで燃やしてもらう。
(門松や注連飾りによって出迎えた歳神を、
それらを焼くことによって炎と共に見送る意味があるとされる)
午前中の散歩はいつもの公渕公園(西側コース)ではなく、
三木町総合運動公園・太古の森(東側コース)にして、
氷上八幡神社に参拝する。
昨日も城池でワカサギ釣りをする人を見かけた。
知り合いがいたので話を聞くと結構釣れているようだ。
多い人なら一日500匹も、
彼も一昨日は2時間で150匹の釣果だったようだ。
たくさん釣ったら持って行くと言ってくれたので、
期待している。(唐揚げが最高に酒に合うらしい)
昨日の釣果はどうだったのだろう・・・・??