月下美人しぼむ明日より何待たむ

 

  鑑賞: 語は「月下美人」で夏。

       その豪華な姿から「女王花」とも言われる。

       夜暗くなってから咲きはじめ、

       朝になるまでにしぼんでしまうところが、なんとも悩ましい。

 

       育ててもなかなか咲いてくれないようで、

       私なども一度だけしか見たことがない。

       そんな具合だから、いざ今夜には咲きそうだとなると大変だ。

       友人知己や近所の人に声をかけるなどして、

       ちょっとした祝祭騒ぎとなる。

 

         「月下美人呼ぶ人来ねば周章す」(中村汀女)

       なんてことにもなったりする。

       で、そんなにも楽しみに待っていた花も、

       あっけなくしぼんでしまった。

 

       しぼんだ花を見ながら、作者は「明日より何待たむ」と

       意気消沈している。

       大袈裟な、などと言うなかれ。

       それほどまでに作者は開花を楽しみにしていたのだし、

       これに勝る楽しみがそう簡単に見つかるとは思えない……。

 

       作者の日常については知る由もないけれど、

       高齢の方であれば、なおさらにこうした思いは強くわいてくるだろう。

       私にもだんだんわかってきたことだが、

       高齢者が日々の楽しみを見つけていくのは、

       なかなかに難しいことのようである。

 

       時間だけはたっぷりあるとしても、

       身体的経済的その他の制約が多いために、

       若いときほどには自由にふるまえないからだ。

       言い古された言葉だが、日々の「砂を噛むような現実」を前に、

       作者は正直にたじろいでいる。

       この正直さが掲句の味のベースであり、

       この味わいはどこまでも切なくどこまでも苦い。

           (清水哲男)

 

私がまだショッピングセンターベルシティー内に店を出していたころ、

お客さんから2輪の月下美人を頂いた。

それを焼酎漬けして5年ぐらいたっている。

 

あの一夜の輝きを

今も保っている。

焼酎は不老不死の力があるのか・・・・・?

毎日晩酌に焼酎を飲んでる私は、

体の中から消毒しているので・・・長生きできる??

 

2019年7月14日

こちらは梅雨の晴れ間となりそうである。

これなら外干し出来きた(昨夜洗濯・乾燥で予約していた)。

 

午前中は集会場で卓球の練習!

昨日収穫したフルーツトマトの半分は中学の同級生に、

残りは3つに分けて卓球マダムにお裾分けする。

 

午後はまたトマトの収穫に行く。

これが今年最後になるので、自家用にする。

経営者の先輩は今年80歳になる。

この数か月は1日も休めない。

36本あった樹も残り少なくなっている。

終わるとゴルフや旅行などで、年内は楽しむことができる。

健康に留意されて来年も頑張って欲しい!

先輩のフルーツトマトのファンみんなの願いでもある。