名月やマクドナルドのMの上

  鑑賞: 切れ字が効いています。
       それは、遠景と近景を切る効果です。
       また、月光と人工光を切り離す効果もあります。
       句の中に二つの光源を置くことで、
       「名月」も「M」も、デジタルカメラで撮ったように
       鮮明かつ双方にピントが合った印象を与えています。

       視覚的にはフラットなイメージを受けますが、
       名月を詠むからには、自ずと先人たちの句を
       踏まえることになるでしょう。

       名月を入れた二物を詠む場合、先人たちは
       山や雲や樹や水面など、自然物と取り合わせる
       詠み方がふつうでした。
       例えば、其角に「名月や畳の上に松の影」があります。
       これも、切れ字によって空間を切り分けていますが、
       掲句と違う点は、光源が名月だけである点と、
       時の経過と風の有無によって「松の影」が移ろう点です。
       これに対して、
       「マクドナルドのM」は停電しないかぎり変化しません。
       それは、都市の記号として赤い電光を放ち続け、
       街々に点在しています。

       ところで、句集には「月探す表参道交差点」があります。
       これをふまえて掲句を読むと、「名月」は、
       あらかじめ作者の心の中に存在していただろうと
       思われます。
       その心象が現実を引き寄せて、都市の記号M上に、
       確かに出現しました。
       それは、Meigetsuと呼応しています。
         (小笠原高志)

作者は昭和36年12月8日神奈川県生まれ。
私より若いですが、上下10歳以内は同世代と言えるでしょう!
古典落語ではなく新作落語の感覚です。

今年は10月4日が十五夜、
一句ひねってみますか(古典or新作?)。

2017年9月26日
今日は久しぶりに三本松の茶寮六庵で昼カフェがある。
水曜日はエッセイ随筆教室、金曜日はヨーガ教室のため、
今までは木曜日が開催日になっている。

しかし今月の木曜日はゴルフ、同窓会のイベントがあったり、
9月から月・木に母の昼食介助に行くことになって欠席している。

今回、亭主の配慮で火曜日にしてくれた。
心遣いに感謝である。

このひと月でめっきり秋らしくなった。
食欲の秋到来・・・・どんなメニューか、楽しみである。