涼風も招けバ湯から出にけり

  鑑賞: まことに機嫌のよい句だ。
       読者には、作者の「上機嫌」が自然にうつってしまう。
       たいした中身ではないのだけれど、
       夏の入浴の快適さを、
       そしてみずからの上機嫌をすっと伝えるのは、
       本当はなかなかに難しい。

       いつかも書いたように、「喜」と「楽」の表出は
       日本人の苦手としてきたところなのだ。
       「涼風」は「すずかぜ」と、私なりに勝手に読んでおこう。

       文虎は一茶晩年の信州での最も若い弟子で、
       この日は師や兄弟子たちとともに温泉に遊んでいる。
       「涼風も」の「も」は、一茶や先輩たちの
       顔を立てての言でもあるが、彼の上機嫌は
       「涼風」の心地よさもさることながら、
       みんなのなかにいることそれ自体の
       嬉しさから出ている。

      そして、この素直な詠みぶりには一茶の息が感じられる。
      句には長い前書があり、温泉に来る途中での
      つれづれの雑談も記録されている。
      「行く行くたがひに知恵袋の底を敲ていはく。
       支考ハうそ商人、其角は酒狂人、獨古鎌首ハむだ
       争ひに月日をついやすなとゝ。
       口に年貢の出でざればいちいち疵ものになして、
       興に乗じて箱峠のはこも踏破りつゝ、
       程なく田中の里にいたる。……」。
       口で何を言っても年貢を取り立てられるわけじゃなしと、
       言いたい放題の悪口も楽しかったのだ。
       この日は雲一つない晴天で、師の一茶も
       すこぶる元気だったという。

       からりとした信州の夏の日の、
       からりと気持ちの良い一句である。
          (清水哲男)

信州の夏はからりとしているのだろう!

それなのに長野の弟は8月6日に、蒸し暑い三木町に来るらしい。
私なら夏の時期は住みやすいだろう安曇野市八坂を動く気はしないが・・・・?

冬場の風呂と違い暑い時期の風呂・・・そこに涼風が吹いて・・・
思わず立ち上がって全身に風をあびると、なおさら気持ちがいい!

弟や妹は何度も行っているようだが、私はまだ一度も弟の家を訪ねたことがない。
妻はスキーに行きたいと言っているが・・・・私は気が進まない(滑れないのだから)。
秋ならどうかと思っているところである。

2017年7月28日
汗っかきの私はこの時期の個室(トイレ)が一番嫌である。
汗がしたたり落ちる。
クーラーが無理でも扇風機ぐらいは欲しい。
天井に扇風機をつけたいのだが、妻の許可が出ない。

洗面所には数年前に暖房・涼風機を設置したので助かっているが、
トイレには団扇を持ち込んで辛抱するしかないのかなぁ・・・!
余計暑くなるような気もするが・・・・?