我に似るなふたつに割れし真桑瓜
  (われににるな ふたつにわれし まくわうり)

  鑑賞: 瓜二つというくらいで、似たものの象徴の瓜。
       芭蕉は、之道に説教をしている。
       私は私、お前はお前だ。
       私のまねをするのではなく、
       自分の境地を開きなさいというのであろう。

  背景: 元禄3年6月30日とするも、
       洒堂と確執をかもしていた元禄7年9月、大坂で
       之道をなだめる意図で詠んだ句とする異説がある。
    之道が訪れてきた際の伊賀上野での作とするのが定説。

        槐本之道(えのもと しどう)
           伏見屋久右衛門という大坂道修町の薬種問屋の主人。 
           元禄3年6月、芭蕉が幻住庵滞在中に尋ねて蕉門に入門。 
           大坂蕉門の重鎮の一人。芭蕉の最後を看取った一人。

           元禄7年9月9日に大坂に着いた芭蕉は、
           最初酒堂亭に入るが、後に之道亭に移る。
           酒堂と之道はこの頃対立していて、
           芭蕉は膳所の正秀らの懇願にあって両者の和解を策した。
           一応成功したようだが、そのために両者に
           均等に泊ったのであろう。

           しかし、突如発病し、10月5日には之道亭を出て、
           病床を南御堂前に移すことになる。
           そして12日申の刻(午前4時頃)、松尾芭蕉は息を引き取った。

元禄3年なら入門直後である、
元禄7年なら死の直前ということになる。
どちらにしても、俳聖として言われた芭蕉の門弟への思いが伝わってくる。
芭蕉の大好物であるマクワウリにたとえて、
私を真似る必要はない、自分らしくあれと・・・・・!

2015年7月16日
台風11号が四国に接近中である。

雨足が強くなってきている。
今朝は今月最後の資源ごみの日であるが・・・出すのは止めよう。

四国は今夜半から明日早朝にかけてがピークのようである。
被害がないように願うのみである。