団扇もてあふがん人のうしろむき
 (うちわもて あおがんひとの うしろむき)

  鑑賞: いかにも世を遁れて自適している盤斎の
       後ろを向いた自画像を見ていると、
       その背中を団扇であおいでやりたい気持ちになる。
       「団扇」であおぐのは、賞賛することだが、
       「仰ぐ」意味も掛けているので尊敬する心持が入っている。

  背景: 貞亨2年。『野ざらし紀行』のおり星崎(名古屋)の
       欄木三節宅で見せられた木食僧盤斎の自画像を
       テーマにして詠んで三節に与えた句。
       盤斎は松永貞徳の門下。
       隠者として古典注釈などに人生を注いだ人。
       絵は、盤斎の後ろ向きの自画像であったという。
       芭蕉は、隠者に対して強いシンパシーを持っていたので、
       その共感ぶりが句に表れている。

芭蕉さんには申し訳ないが、どうせ扇ぐなら浴衣姿の美女が・・・・!

「扇」はもともと、観音開きの戸が羽のように開閉する様を表していて、
それによって風が起こることに由来しているとする説がある。
「団扇」は、中国由来の熟語である。
「団」は「まるい」を意味する(「あつまる」の意味は派生である)。「だんせん」と音読みもする。

昭和40年代以降、扇風機やクーラー、ガスや電気のコンロの普及に伴い、
生活での団扇の実用面は縮小し、その姿は減少の一途を辿っている。
しかし、心地よい軽さで手になじみ、手づくりの風をうみだすうちわは現代においても
涼しさをうむイメージのひとつであり、今もなお、花火大会など夏の風情を楽しむ日本の生活道具、
あるいは広告・販促の媒体としてみることができる。

中国の義母は日本のうちわが軽くて丈夫で使いやすいので大好きなようだ。
今年は「よさこい」や「阿波踊り」の団扇をあつめてお土産にしようかなぁ・・・!!

2015年6月12日
日記の日
  1942年6月12日にポーランド系ユダヤ人のアンネ・フランクによって
  アンネの日記』が書き始められたことにちなむ。

私も高校生ぐらいまでは日記を書いていた。
今はブログ・・・。
7月でまる4年に、よくも続いたものだ。
ご訪問して下さる皆様に感謝である。

日記は人に読まれたくない・・・!
ブログは人に読んでもらいたい・・・!

出来る限り素直な気持ちを書いていこうと思っている。