柔よく剛を制す(じゅうよくごうをせいす)
意味: 柔らかくしなやかなものが、かえって強く固いものを制する。
転じて、弱い者が強い者に勝つこと。
英語: To a hard anvil, a feather hammer.
この言葉から想像するのは柔道である。
体の小さい日本人が大きな外国人を投げ飛ばし、一本勝ちするシーンはまさに言葉通りだ。
我々世代は1964年 東京オリンピックの 神永 - ヘーシンク の決勝戦を思いだ出す。
柔道が正式競技として初めて採用された地元開催の東京オリンピックの、
それも武道=体重無差別という風潮が残っていた当時、最も重要視されていた無差別級で
外国人が日本代表を下して優勝を果たした事は、自他共に柔道を「お家芸」と認める日本にとって
計り知れない衝撃をもたらした。
”剛よく柔を制す”と言う陰口も多くあったように思う。
そんなもやもやを吹っ飛ばしてくれたテレビがある。
『柔道一直線』(1969年~1971年)の時代背景は1968年のメキシコ五輪の前後に相当し、
1972年のミュンヘン五輪を目指す日本勢を描いている。
主人公・一条直也の父親は1964年の東京五輪の柔道で敗れ、命を落とす。
直也は車周作の指導のもと、「地獄車」、「海老車」などの技を駆使して外国人柔道家や
日本のライバルたちと戦う。
最後は師匠・周作が直也に「地獄車からの脱皮」と新たな飛躍が必要と見て、
敢えて敵の外国人柔道家に「地獄車攻略法」をさずける。
直也は試合でも相手の誘いに乗らず、冷静に普通の投げ技で破り、
最後は日本人のライバルを地獄車で下して優勝する。
周作は負けを認め、直也の活躍がテレビ中継されている料理店で酒を飲みながら息を引き取る。
ここに描かれていたのは原作者梶原一騎が『巨人の星』、『侍ジャイアンツ』と『柔道讃歌』で
親子を描いたのに対し、本作では『あしたのジョー』と同様、師弟の絆を描いている。
今、女子柔道の指導者の暴力やパワーハラスメントが問題になっている。
数年前は相撲協会の”しごき”も明るみに出た。
スポーツとは何か?勝つとはどういう事か?そのための指導者はどうあるべきか?
資金集めと分配方法を考えるのではなく、本当の意義(個人・国民・・しいては国)を考えてほしい。
2013年1月31日
今日で1月も終わりです。
2月は”逃げる”、3月は”去る”と言われるほど早くすぎます。
1月の目標は達成できませんでした。
2月は1月分を合わせて達成して実りの秋を迎えたいものです。
みなさん目標に向けて頑張りましょう!まだ1/12終わったところです。