国破れて山河在り(くにやぶれてさんがあり)
  意味: 国は戦乱によって破壊されたが、山河は昔のまま変わらずにあるという意。
 
  英語: The mountains and rivers are good neighbors.
 
       中国の唐の詩人・杜甫が安禄山の乱で破壊された長安の都を偲んで作った『春望』の一節。
 
 杜 甫(と ほ)は、中国盛唐の詩人。
     李白の「詩仙」に対して、「詩聖」と呼ばれている。
 
 『春望
   國破山河在 国破れて山河在り          
   城春草木深 城春にして草木深し
   感時花濺涙 時に感じては花にも涙を濺ぎ
   恨別鳥驚心 別れを恨んで鳥にも心を驚かす
   烽火連三月 烽火 三月に連なり
   家書抵萬金 家書 万金に抵る
   白頭搔更短 白頭掻けば更に短く
   渾欲不勝簪 渾て簪に勝えざらんと欲す
 
         国家(唐の国都当時は長安)は崩壊してしまったが、山や河は変わらず、
         城内(長安)では春が訪れ草木が青く茂っている。
         時世(戦乱の時期)の悲しみを感じては花を見ても涙がこぼれおち、
         家族との別れをうらめしく思っては鳥の鳴き声にすら心を痛ませる。
         幾月が経ってものろし火(安禄山の乱による戦火)は消えることはなく、
         家族からの手紙は万金にも値する。
         (心が痛んで)白い頭を掻けば掻くほど髪の毛が抜け落ち、
         まったくかんざしを挿せそうにもないほどだ。
 
 杜甫は幽閉の最中に作った詩であることにより、人の営みが今滅ぼされてゆくを述べている。
 戦争により失うもの、戦争のおろかさ・・・・・
 アルジェリアのテロ事件の犯人はいったい何を求めているのか?
 
 芭蕉の遺品に『杜子美詩集』があったとされており、生涯を通して杜甫を尊敬していたことが窺える。
 『奥の細道』の冒頭にも杜甫の人生である道中で息を引き取りたいと、述べている。
 また、同文の有名な一節である
さても義臣すぐつてこの城にこもり、功名一時のくさむらとなる。国破れて山河あり、城春にして草青みたりと、笠うち敷きて時の移るまで涙を落としはべりぬ。
夏草や 兵どもが 夢の跡
 は、「春望」を引用している。
 
2013年1月25日
 先日食あたりをおこし”正○丸”を飲んでなんとか治ったようだ。
 ここで一つ問題が発生している。
 私はずっと便秘に悩まされ”○ーラック”の愛用者でもある。
 
 下痢を抑制する”正○丸” と 便秘を改善する”○ーラック” が 
 大腸で主導権を争っている。
 
 結果として便秘気味なのだ。
 薬の飲み合わせを実感している。