「ゆとり教育」の円周率は3
 2002年度実施の小学校学習指導要領の改訂にともなって、
 算数教育の現場で巻き起こった懸念や誤解を象徴するフレーズである。
 
 「ゆとり教育」の一環として掛け算や割り算や小数点の算数の学習内容が削減される一方で、
 算数の学習の段階から計算機の使用が許可されるようになった。
 
 このゆとり教育において、学習内容は削減されているにもかかわらず学習分野は削減しないままであるため、
 生徒が小数点による乗法や除法を習っていない段階で幾何学の学習が導入されようになり、
 このため幾何学における円の周の長さや面積の手計算には円周率の概数として3.14ではなく3を授業で
 使用せざるを得ない状態に陥った。
 
 そんな折、学習塾大手の日能研が「ウッソー!?半径×半径×3」等と書かれた広告を、
 首都圏の通勤電車の中に大量に張り出す等して大々的なキャンペーンを行った。
 
 マスコミもこれをおおいに取り上げ、「ゆとり教育(2002年度からの学習指導要領以降)」になった結果、
 「円周率=3」が誤解として「円周率は3と教えることになった」
 (正確には「手計算においては円周率を3として教えることになった」)ということが、
 ゆとり教育を(批判的に)象徴するものとして社会に広く認識されることとなった。
 
 ゆとり教育は、
  1980年度、1992年度、2002年度から施行された学習指導要領に沿った教育のことであり、
     小学校では1980年度から2010年度、
     中学校では、1981年度から2011年度、
     高校では1982年度から2014年度(数学及び理科は2013年度)まで
  施行される教育である。
 
ゆとり教育に関する評価はまちまちである。
私も良かったのか悪かったのか・・・・・コメントできる知識がない。
 
ただ、「生徒間のいじめ」 や 「先生の体罰」 また 「父兄の暴挙?」 など、
教育現場が荒廃している現状に、ゆとり教育が一因をなしているような気がするのだが・・・・・。
 
2013年1月21日
 昨日、大学入試「センター試験」が終了した。
 次は高校入試。
 高校受験生を持つ親御さんにとってはまだまだ心配な日が続く。
 また受験生は風邪などひかないように・・・・・。
 息子も大学院の試験があるようですが・・・・これは問題なく合格できると・・・
 本人は言っていますが、親としてはやっぱり心配なものだ。