いま「北方謙三」の三国志を読んでいる。
中国の後漢末期から三国時代にかけて群雄割拠していた時代(180年頃 -280年年頃)の興亡史である。
蜀の劉備、関羽、張飛、趙雲、孔明を中心にした英雄、豪傑の活躍と役人の腐敗、民の真の幸福を問う物語は、
妙に新鮮に感じる。
劉備が孔明を家臣にするまでに、三度孔明を訪ね自分の思いを話す場面が登場する。
劉備は初対面で孔明に惚れこんでしまうが、家臣になって欲しいとわ言い出せない。
孔明も一目で好感を持つが今の浮世離れした生活から出る決心は起きない。
二度目も、お互い気になる存在で終わる。
そして三度もめの訪問で、孔明は劉備の夢に自分も掛ける事を承諾する。
このエピソードが「三顧の礼」の由来であることを知った。
目上の人が格下の者に対して三度も出向いてお願いをすることであり、中国で劉備が諸葛亮を迎える際に三度たずねたとする故事に由来する。