1984年2月12日
 植村直己さんが43歳の誕生日にマッキンリー世界初の厳冬期単独登頂を果たしたが、翌2月13日に行われた交信以降は連絡が取れなくなり、消息不明となった。3日後の2月16日小型飛行機がマッキンリーに行ったところ植村と思われる人物が手を振っているのが確認されたが、天候が悪く、視界も悪かったので救出することができずに見失ってしまった(最終キャンプに大量の装備が残されていたことから、誤認である可能性が高い)。その後明治大学山岳部によって2度の捜索が行なわれたが発見されることはなく、植村が登頂の証拠として山頂付近に立てた日の丸の旗竿と、最終キャンプ地の跡に残された植村の装備の一部が遺品として発見されるに留まった。やがて生存の確率は0%とされ、捜索は打ち切られた。現在に至るまで遺体は発見されていない。
1984年に国民栄誉賞が贈られた。
主な登山・冒険歴
  • 1965年4月23日 - ゴジュンバ・カン登頂
  • 1966年7月25日 - モンブラン単独登頂
  • 1966年10月24日 - キリマンジャロ単独登頂
  • 1968年2月5日 - アコンカグア単独登頂
  • 1968年4月20日 -6月20日 - アマゾン河6,000km単独筏下り
  • 1970年5月11日 - エベレスト登頂(松浦輝男とともに日本人初登頂)
  • 1970年8月30日 - マッキンリー(世界初の五大陸最高峰登頂成功)
  • 1971年1月1日 - グランド・ジョラス北壁完登
  • 1971年8月30日 - 10月20日 - 日本列島3,000kmを徒歩で縦断
  • 1972年9月4日 -1973年2月4日 - グリーンランド北端シオラパルク村のエスキモー宅に単身寄宿し共同生活
  • 1973年2月4日 -4月30日 - グリーンランド3,000km犬ゾリ単独行
  • 1974年12月29日 -1976年5月8日 - 北極圏12,000km犬ゾリ単独行
  • 1976年7月 - エルブルスに登頂
  • 1978年4月29日 - 犬ゾリ単独行で北極点到達(単独到達世界初)
  • 1978年8月22日 - 犬ゾリ単独行でグリーンランド縦断成功
  • 1982年8月13日 - 厳冬期アコンカグア第二登達成(共同)
  • 1984年2月12日 - マッキンリー厳冬期単独登頂(世界初)
2012年2月12日
 雲ひとつない快晴である。
 太陽の光も春を思わせる輝きだ。
 春遠からじ・・・・!