エゴと私
エゴは私と一緒にいていつも私の最大の守り人です。
もう生まれた時からずっと一緒で、エゴが自分かと思ってしまいます。
私を守るためにいるのがエゴで、エゴの仕事は私を守ること。
ひたすら私のために、ためらうことなくせっせと働いてくれています。
なので、私の利益のために最大の努力をしてくれます、頼まなくても、自動的に。
願うことを実現しようと、真っ先にやってくれます。
悪いことをしようとは全然思っていなくて、私の最大の利益のためにやってくれているのです。
エゴは悪くありません。
この世界にフィットして、あなたが満足するのを助けてくれているのがエゴ。
あなたが、あなたである為に。
なので、それが私であるかのように思ってしまう。
自分が何者であるのかを忘れてしまっている自分。
その自分を、あたかも自分であるかのように振る舞っているのが今のこの世界でのエゴの自分。
すっかりと自分が何者であるのかを忘れきってしまっている、奥深くで眠ってしまっている私が、ふと揺り動かされる時がきます。
ん?何をしているんだろう?私ってこんなんでいいんだろうか?
何をすべきなんだろう?
私って、誰?
奥深くに眠っていた、真の私が、違和感を感じてきたのです。
そうして、その真の自分の声が少しずつ大きくなっていきます。
その声で揺り動かされていくようになります。
大抵は、その真の声は、エゴの声とは往々にして相反することになります。
奥深くからの声が大きくなるにつれて、エゴの声は小さくなっていって、それに振り回されることも無くなっていきます。
自分が本当に望むことは、心の奥からストレートに出てくるので、間違いようがないからです。
そうなると、エゴの働きはそこで終わりです。
この世界にしっかりと足をつけて、自分の足で歩くことができるようになります。
