- フランクル心理学を勉強している先輩方に混ぜてもらって、
- 読書会に参加する事になりました。
- 現在、僕が知っているフランクルの勉強会、読書会は
- 東京にふたつ、あと大阪と仙台。
- 今回、京都で初めてすることになりました。
それでやっぱり読み直しておこうと思ったのですが、
まぁ今まで適当に本を読んでたなぁ。と痛感しました。
まだ読書会始まってませんがもうすでに脳みそは泣きそうです。
そうか読書会って、こういうことかぁ。
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著者の木田先生は、ハイデガーの『存在と時間』が読みたくて大学の哲学科に入り、
まずは英語とドイツ語、そしてギリシャ語、ラテン語、最後にフランス語を覚える。
哲学をやるには、英独仏の近代語三つと、ギリシャ語、ラテン語の古典語二つは
どうしても習得しなければならないんですって。
そしてハイデガーの原書を半年かけて読む。
しかしどうも肝腎なところが全然わかってない。と感じたそうです。
ハイデガーの他の著書を読むと謎が深まるばかり。
そこからなんとなんと三十年あまり。
33年たって!、やっとハイデガーについてなんか書けそうな気がしたそうで。
この木田先生の33年間の回り道人生、これが実に楽しそう。
(結局、回り道した事がけっしてムダにはならず、
新しい道が開けてきた。)と
なんというか。
いやー実におもしろかったです。
普通に読みやすく書いてくださってるし、ニーチェやキルケゴールなど
哲学者の恋愛話とかおもしろくて哲学の森の雰囲気を感じることができました。
かみさま、わたしとこの木田先生という方とは、同じ種類の動物ですか?
うーん。