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おはようございます。
ひま太郎くんに、たくさんの暖かいお言葉をありがとうございます。
うーん。家の中はやっぱりさびしいですなぁ。
こういうのは、何度経験してもほんとに辛いですなぁ。
今日、書きたいのは、親・兄弟との確執について。
超難問だぁ。
とってもデリケートな問題ですな。
今回はややこしいでんな。わしの独り言みたいになってます。
興味のある方は、お付き合いくだされば、とっても嬉しいです!
条件は、いつものとおり
まったく私個人の考えで勝手に書き進めます。
こういう考え方もあるのか。と、軽く読んでほしいです。
今日はとくに、親・兄弟との確執に悩む方が、少しでも楽な気分に
なってもらうことが目的です。
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佐野洋子さんの「シズコさん」
簡単にあらすじを書きますと、
洋子さんが4歳のとき。
母親の手を握ろうとしたら、「チッ」と、舌打ちをされて、手を振り払われた。
そこから、母親との確執が始まる。
母親には、体面を取り繕うところが多分にあって、洋子さんは翻弄され続ける。
いや、翻弄されまいと必死に生きれば生きるほど、実は母親の呪縛から
決して逃れることはできなかった。
洋子さんは結局、母親の「シズコさん」を施設に預ける。
その後、程なく「シズコさん」は、ボケてくる。
そこでの、壮大なる気付き。
そんな感じ。
わしは、この本に『親・兄弟との確執』を癒す、ひとつの答えを見つけたのですが、
「シズコさん」がボケたのは、80歳の時。
そのとき洋子さんは、56歳。
決して、気付きに早い、遅いは関係ないけれど、
それでも、『親・兄弟との確執』を癒すヒントがあるならば、少しでも早く
気付くに越したことはないと思います。
なんせ、『親・兄弟との確執』は、常に人生の随所で影のようにつきまとい、
あらゆる物事に影響します。
佐野洋子さんが、読者の方々に伝えたい事はなんなのか?
それをどのように理解したらいいのか?
佐野洋子さんと同じ気付きを得ることはできませんが、
擬似的にその気付きに近づくことを試みてみたいと思います。
で、その前に五木寛之さんの「人間の関係」について。
「なんで~?」
いや、重要なんです。ぼくとしては(笑)
勝手な書き方ですみませんが。
五木寛之さんが、「人間の関係」の中で、親について触れている部分。
『親を他人と考えてみるのもいいのではないか?』
親・兄弟との確執がある場合、つまりは、親・兄弟は自分にとって
『嫌いな人』なわけです。
そこで、他人だと仮定して考えてみると、僕のひとつ前の方法が使えます。
つまり、その人のおかげで、自分自身のことを見つめる機会をいただいた。
だから、ありがとう。という感謝の気持ちに無理やり持っていく。という考え方です。
そして、その後の実体験による気付きを待つ。という順序になります。
で、本題。
まず、確執が起こる理由ですが、わしが思うには、
世の中には、『親は大切にしなければならない』・『兄弟は仲良くなければならない』
というイメージが大前提としてあるような気がする。
すると、親を大切にできない自分や、兄弟と仲良くできない自分は、
どうしても自己嫌悪に陥ってしまう。
そこで、まずこの自己嫌悪を取り除いて、物事を冷静に考えられるように
元気を出すことが最優先だと、わしは思うのです。
そので登場するのが、五木寛之さんの『他人と考える』という考え方。
『嫌いな親・兄弟は、他人と考える』
これで、いいのです。
「え?でもこれって、世の中の考えに逆らってるじゃん」
そう。この状態のままだから、一部では親殺しなんかが起こってしまう。
この考えを使う時は、他人に感謝の心を無理やり持つ考え方を
理解したうえで、使う。
そして、実体験による気付きを待つ。
今回、これを絵にしてみました。
①で、無理やりひっくり返して、とっても楽になる。
②で、感謝の心を無理やり作って、もう一度ひっくり返す。
これで、とりあえず世間とのずれは無くなる。
あとは、おいおい実体験による気付きを待つ。
親・兄弟との確執がある場合、『親を大切に』とか、『兄弟仲良く』
という言葉自体、非常にうっとうしく感じます。
しかし、この言葉をひとつのカードと考えます。
そして、裏には、「そんなこと考えなくてもいいよ!」と書いてある。と仮定します。
①で、まずひっくりかえして、気が楽になります。
②で、無理やり感謝のこころを持って、もう一度ひっくり返すのです。
つまり、表が見えているカードは、じつは裏の裏。
二回ひっくり返した表ということです。
この考え方を持つと、すべてのことに応用できます。
それは、長いので次回。というかー何言ってるかわかりませんよね(笑)
少しでも気が楽になってくれたらーと思ってるんですが。
では。よい一日を。
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