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先週の日曜日に東寺に連れていってくれたおじさんが、「読むか?」

といって貸してくれてる本。

わしは、おじさんが車の中で話してくれたことが、すごく気になってる。


20年前、おじさんが仕事でとても辛い状況に追い込まれていたとき、

どうしたらいいかわからなかった時に、たまたま東寺さんに行ったそうだ。

食堂(じきどう)の中で拝んでいたら、壁にかけてある巻物の中から

不動明王が飛び出して来た様な感覚になったって。

そのあと、不動明王の目が光ったんだと。そのあと自分の干支から、

守ってくれてる仏さん調べたら不動明王だったので、すっごい驚いて

それから20年東寺通ってるんや。と言っていた。

そんなんどうでもええねん。

そのあと、おじさんが

「そのとき、不動明王が何を言いたかったのかわからなくてなあ。

お前は正しいぞ!といっているのか、お前はあかんぞ!といっているのか

どっちかわからんかった。しばらく悩んだんや。

それで悩めよ。と言ったんちがうかと思うんや」


こういうた。これが気になって。

おじさんは、とことん悩めと受け取ったんやね。

20年たって、今でも立派に自営で頑張ってはります。


それで、おとついのけんちゃんの話のお医者さんの話。

実は鈴木秀子先生の本は読んでないので、状況がいまいち

わからない。今アマゾンに注文してますけど。

だから、わしが勝手に想像して書いてることご了承ください。


あの話の時は先生は相当疲れとった。だって、けんちゃんにおもわず

「先生、疲れてるんだ。」って言っちゃうなんて、どう?どう思います?

先生は一生懸命けんちゃんのためにやれることはとことんやって

くれたんだと思う。先生ももうどうしてあげたらいいかわからない。

けんちゃんにどう話しかけてあげたらいいかわからない。

けんちゃんの事を思って思って。悩んで悩んで。

そしておもわず言葉が漏れ出てしまった。

「先生、疲れてるんだ」ってね。

そして、けんちゃんの目が見開かれる。

そしてけんちゃんの天使のような行動に何かを感じた。

けんちゃんは、先生のこころから漏れた言葉に反応したんだと、

わしは思うんですよね。

これはテクニックじゃ無い。決して。ぜったいに。

頭でなんぼ考えてもこの言葉はぜったいに出てこない。

と思うんですね。


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