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本を読んで自分探しをする時、『考え続けると答えがわからない』

なんでだろう。

たとえば、『心から相手を思う』という言葉が本に書いてあるとします。

「そうか。心から相手を思えばいいのか」と、頭で考えます。

この時に、本を書いた人が『心から相手を思う』という言葉に込めた思いと、

本を読んだ人が感じた『心から相手を思う』という言葉に感じた思いが違う

かもしれません。ややこしい。


今度は本に『心からスーパーで買い物する』と書いてあるとする。(笑)

その本を読んで、

「そうか。心からスーパーで買い物すればいいのか」と、頭で考えるとする。


で、スーパーへ買い物に行く。車で行ったとします。

駐車場でどこらへんに車を置くか。わしは、入り口に近いところに置きます。

これ、わしにとっては当たり前のことなんですよね。

駐車場がいっぱいだったら、また時間を変えて行ったりします。

これが、わしの思いつく『心からスーパーで買い物する』ということ。

離れた駐車場に車を置いてまでは、買い物しようとは思いもしない。

これが自分にとっては、『心からスーパーで買い物する』ということなんですね。


で、本に、『心からスーパーで買い物する』と書いた人は、

駐車場がいっぱいの時は、違う駐車場に止めてでも、

そこから歩いてでも買い物に行くのが、

『心からスーパーで買い物する』という意味だと思っているとする。


この時点で、本に書いてある思いと、本を読んで行動している人の思いは

ずれていますよね。


スーパーの店員さんは、遠い駐車場から歩いてでも買い物に来てくれる

お客さんには、なにか感じるかもしれない。

「ありがたいなー」って思うかもしれない。


で、ここからもうひとつややこしいですが、世の中には、遠い駐車場に

車を止めて買い物に行くことをなんとも思わない人が居られる。

運動不足をいつも感じている人や、歩くのが好きな人。

このような人たちは、遠い駐車場から歩いてでも買い物することは、

普通の事。というか、自分から進んででもすることなんですね。


ややこしいですよね。ひとりでも何か感じてくれたらな。

まだ続きます。


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