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昨日の話は、おじさんと小鳥の関係に「許す」とか「感謝」という言葉を
使って考えてくださるといろいろな気付きがあるんじゃないか?
と思います。
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昨日の話の最後ですが、おじさんは気持ちよく家路に着きました。
おじさんの心の中には自分を生かしてくれた小鳥たちへの感謝の気持ち
でいっぱいかもしれません。
でも小鳥たちにとって、そのおじさんの態度は、
「私たちの事を心から思ってくれていたんだ!」と感じさせるに充分でした。
小鳥たちは、微笑んで帰っていくおじさんに心からお礼を言いました。
(この終わり方はまるで日本昔話や)
『幸せは追いかけると手に入らない』
すべてに意味があったのだと気がついたとたんに
望むわけでもなく相手に気持ちが伝わるということは、本人にとっては
奇跡に感じるかもしれないと思います。
小鳥だと、どうしても納得しづらいので、小鳥とおじさんの部分を是非
まわりの人間関係におきかえてくださったらな。と思います。
で、もうひとりのおじさんの場合を作ってみます。
小鳥がえさを食べないのを見て怒り出すおじさんです。
「おれがせっかくパンくずをお前らの為に残しておいて
持ってきてやったのになんで食べないんだ?!」
いるぞ。こういう人。まわりに。もっと巧妙な人が多いですけど。
はいわたしもこういうところがありました。カスです。
懺悔でこういう事、書いてます。
何も考えないと、40歳まで気付きませんよ。あほです。
言い過ぎました。損ですよ。一度きりの人生です。
心から生きているんだーという実感を感じましょう!
ところで、おじさんはどうして小鳥たちから幸せをいただいてることに
気付くことができたのか?わかりますか?
気付いたおじさんと、気付かなかった短気なおじさんの違いは何か?
二人とも失業中のおじさんだったのですが、
ひとりは自分の人生をとっても反省していました。
ひとりは何にも考えてませんでした。「金、金」ばかり言ってました。
反省をしていたおじさんは、自分のことをよく見つめていました。
だから自分の体調の変化にすぐに気がつくことができたんですね。
「あれ?小鳥たちに会いに行くようになってから、なんか身体が軽いぞ!」
ってね。小鳥たちのおかげで元気になれたことにすぐに気が付けたわけです。
すべての悩みを解くヒントはすべて自分の中にあるわけです。
それから、この二人のおじさんが最初に小鳥にパンくずをあげている
姿は、どちらもまったく同じです。
世の中では常にこういうことが起きてる訳ですよねー。
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