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先日、3年ぶりの知り合いから電話があり、昨日会いに行ってきました。


詳しくは書けないのですが、3年前にその方は乾燥剤を飲んで自殺未遂


計り、一ヶ月苦しんだあと、僕に相談しに来てくれました。


僕は、当時自分の生き方というか、人との付き合い方に自信がなく、


自分勝手な自分に嫌気がさしていた頃で、自分自身も落ち込んでる時で


正直それどころじゃなかったんです。ただ、いい加減に生きてきた自分が


もう嫌で、心からの声を出して話そうとは心がけていました。


それで、「私は自分の事しか考えてないから、正直あなたが死のうが


私には関係ないと思っている」と、正直に言いました。


そのあと「だけどあなたを励ます事で私も人の役に立てたと心底


思えるから、私も元気になるんだ」


「死んだらいけないと思う必要はない。死ぬのは楽しみに残しておく


ものだ。死ぬ気でやってみて、最後は死ぬチャンスが残っていると


思えば?」・・・このアドバイスはいまだに?ですけど・・・


それから「あなたが苦しければ苦しいほど、将来同じ悩みを持った


人に大きな励ましをあげる事ができるんだよ」


「今の僕とおなじで心から人を励ます事で自分が元気になれる」


「あなたが死んだらそのつながりが切れてしまうんだよ」


よくもすらすら出てきたもので、それきり3年たちました。


昨日久しぶりに会ったその方は、15キロやせて、食事もまとも


にとっていない状況でしたが、立派に生きていて、なにより


僕に電話をかけてきてくれたわけで、僕は心から人の役にたった


と実感できました。


見返りを求めて励ましたわけではないと、自分に言い聞かせて


それでいいと忘れかけていたのですが、でも時々思い出して


「もしかして死んじゃったかな」とか思っていたのですが、


昨日「あなたのおかげで生きている」といってもらった時は、


ごっつう嬉しかったです。


 実はもうひとり何年か振りの友人の話があって、その人の


事も詳しく書けないのですが、うちの奥さんが偶然会ったと教えて


くれました。うちの奥さんは、オーラだけでなく”におい”でも人を


感じる人で、その人から”獣臭”がしたと教えてくれました。


”獣臭”はやはり邪悪な「どよんとした」ものを感じるそうです。


時を同じくして、変わった二人の友人の事を考えてなにかしら


感慨深いのです。