今日は2人も読者になっていただいた。コメントもいただいた。ブログ初心者としてはすっごい嬉しい。泣きそうだ。内向的な40男には刺激的すぎる。

そして今日はもうひとつ嬉しいことにはじめてデジカメを買った。そしてブログに載せて見た。初心者なのでここまでできればよくがんばったと思う。なんかへんだ。明るさの加減を何回もやって覚えなければ。喜んで写していたら一日で電池がなくなった。

 嬉しい日だが、最初に選んだのは悲しい本だ。

兵庫県の女の子が約二年六ヶ月の長い闘病生活の末、20歳の若さで亡くなった。その間の記録だ。彼氏との手紙のやりとりが悲しい。なぜ最初がこの本かというと机の前にあるからで僕はすぐにだらけてしまったりするので、そんな時この本を読んでこんなつらい思いでがんばっていた人もいるんだ。とよく読んでいたからだ。そういう使い方を彼女が喜んでくれるかどうかはわからないが、とにかく読んだあとは”何甘えとんねん”というきもちが出てくる。僕が涙が出そうになるシーンだけ写しておきます。


二月一日

目がはっきりみえないという。近くの物やベッドのまわりの人の顔もゆがんで見えると言う。たぶん抗癌剤のせいであろう。くちびるがしびれているため、食事のたびに口びるをかむ。もう、ふんだりけったりとはこのことだ。


三月八日

あまりものを食べなくなってしまった。口の中がただれ、胃がただれ、あらゆるところがきつい注射の副作用でやられている。・・・・