理想の人といっても「僕のすきなひとはー」というのを書こうと思ったのではなくて、若い頃、理想の人と結婚するのは最高なんて事を疑いもしなかったんですが、ま、といっても今の人は結婚することにもこだわっていないから、いっしょに暮らす人ということでもよいのですが、僕は正味今の嫁さんは

ぜんぜん理想の人じゃないわけで 「できちゃった婚」で式もせず軽い気持ちで結婚したわけです。

嫁さんは肉もさしみも食べないので 10年くらい頭んなかで「もう別れよ」「やっぱ別れよ」 「食生活は基本やで!」と思っていたんですが、2年くらい前に僕が家に帰らないで仕事場に泊まってばかりなので嫁さんと本格的にもめ始めて、朝まで話す事が何回かあったんです。そんときに「本読んでてよかったー」と思ったのは、どんな本をよんでも「とりあえず話すことです」というフレーズが自己啓発書には とってもとっても多いので 「せや(そうや)話ししよ」となったわけです。ほんとにそれがよかった。(えぇ女やん)というわけで今嫁さん大好きです。今はお金で苦労させてるので

ほんとに「すまん」と思ってるとこです。んで、嫁さんは理想の人じゃないけど、10年いろいろあったけど 今ほんとに嫁さんと結婚してよかったと思っているので 理想の人と結婚するってーのは どーよって事です。僕の場合は嫁さんの悪いとこばかり見てて話をしてみたら、ほんと悪いとこがあまり気にならなくなって おまけに自分の悪いとこにたくさん気がついたことです。まるで砂時計を真ん中で180度曲げて中に水が入っていて右が減ったら左が同じだけ増えるみたいな。(わかるかな)

鉄はたたいて鍛えるみたいな ちょっとちがうかな。よくいうトラブルを乗り越えると絆が強くなるということをほんと実感したわけです。僕は障害者とも似たような経験をしてるので この2つの経験がなかったら ろくなことしてないのは自分でわかっているんです。僕は今多いニートの気持ちが

すっごいわかるつもりなので、僕みたいな経験をみんなにはやくしてほしいなと思うわけです。ただ当事者にしてみると「あほか、このおっさん」としか思われないやろな」という当事者の気持ちもわかっているつもりの夕方です。