大阪の心理学の先生に教えてもらったはなしですが、なんかの本に載ってる話かもしれません。僕はなるほどと思ったんですけど。
日本人の親子と ドイツ人かなんか外人の親子が海に遊びに行った話しで、
子供たちが波打ち際で 砂の城を造り始めました。日本のお母さんはすぐに「そこで造ると、波が来てこわれちゃうよ こっちで造りなさい」と、波打ち際から 離れたところを 指差したそうです。日本の子供たちは、母親の言うとおりに そこで造り始めました。外人の子供達はけっこう砂の城ができてきた頃、大きな波が来て みんな壊れちゃいました。彼らは次に少し波打ち際から離れたところに城を作り始めました。けれどもしばらくすると さっきより大きな波が来て また壊れちゃいました。かれらはもっと波打ち際からはなれたところに城を造り始めました。外人の母親たちはそれをにこにこと見ていただけでした。という話です。
僕は「よく似たようなことをやってるなー」とけっこう反省しました。子供のためとか言って先回りして いろいろ子供の世話をやいたりした覚えがあります。 よく考えると自分がわずらわしい事に巻き込まれるのがいやだからだったかなと思い返します。子供が失敗するのをわかっていて 子供が自分で気がついて あきらめずにまた新たにがんばる。ちびっこの小さな新しいアイデアを使って。
これを勉強しに行った心理学教室には、32,3歳の頃 嫁さんといっしょに行きました。2人とも一番子育てに自信が無かった頃です。